本格フレンチ+多彩なアジアン料理×ワイン=居酒屋!?

本格フレンチ+多彩なアジアン料理×ワイン=居酒屋!?

飲み会手帖

2022.11.28

文:「あまから手帖」編集部・奥田眞子 / 撮影:岡森大輔 

2022年12月号に掲載された、京都・御幸町六角『トレイン トレイン』では、本格フレンチにアジアン料理など、ジャンルレスな料理と共にワインを楽しめます。居酒屋のように気軽で、使い勝手抜群のワイン酒場をご紹介。

目次

ワインを楽しむなら、難しいことは抜きで 料理の幅広さは居酒屋なみ! 店舗情報

ワインを楽しむなら、難しいことは抜きで

河原町駅と京都市役所前駅のちょうど中間あたり。グラスワインは赤白各10種前後、ボトルはリーズナブルな赤白を250種ほど取り揃えるワイン酒場です。

オーナーの濱 一矢さんは、もともとは洋服店で働いていたところ、30代目前で自然派ワインに出合い、レストランのサービスマンの道へ転身。京都の『ラ・マスケリーナ』や東京の『ルリオン』で計10年以上腕を磨いたという接客のプロです。

2名で訪れた時には、「甘めのワインが飲みたい」「すっきりしたワインが好き」という真逆の注文に、濱さんはそれぞれ3種類ほどの候補を連れて登場。

「右は果実味豊か。真ん中はギリギリ甘口といえるくらい。左は糖度は高いですが、甘ったるくありません」

説明に全く難しい言葉は出てこず、会話の中から自分好みのワインに辿り着けます。

京都・御幸町六角『トレイン トレイン』店内100年を超える旅館の1階に2022年2月オープン。ランチも好評で、昼飲みする人も多いとか。

料理の幅広さは居酒屋なみ!

そんなワインと一緒に楽しめるのは、多彩な料理の数々です。 フランスでも腕を磨いたという、篠原健太郎シェフが作る料理は、本格フレンチはもちろん、スパイスの効いたチャーハンからアジフライまでと幅広く、どれもがワインを呼びます。

京都・御幸町六角『トレイン トレイン』チャーハンスパイスチャーハン 炙り豚のせ。1200円。ジャスミンライスにクミンなどを加えてパラパラに炒めたチャーハンをローストポークのスライスが覆う。

「ただ、アジフライはご飯を呼ぶかも。でも良いんです。目指すは居酒屋なので」と笑う濱さん。さらに、バー使いができるカウンター席あり、しっかり料理を楽しめるテーブル席あり。使い勝手や居心地の良さでは、居酒屋以上かも?

料理の幅広さや価格帯なども含め、どんなシチュエーションでも気軽に訪れることができる、そんな一軒です。

京都・御幸町六角『トレイン トレイン』小皿3種、アジフライ左/小皿料理3種。1150円。奥から時計回りに、鶏レバーのムース、ツバスとアボカド、にんじんのしりしり。右/アジフライ800円。切り身に極細挽のパン粉をつけて、サクサクのフライに。自家製梅マヨネーズとウスターソースを添えて。メニューは季節の食材や仕入れによって変わる。

■店名
『トレイン トレイン』
【住所】京都市中京区海老屋町327
【電話番号】070-8940-6970
【営業時間】11:30~14:00止、17:30~23:00止(日曜は12:00~17:00)
【定休日】月曜
【お料理】昼/ランチセット1050円、夜/アジフライ800円、ラムチョップ2800円。Gワイン700円~、生ビールG650円。
【Instagram】https://www.instagram.com/train_train_kyoto/

あまから手帖/2022年12月号
バツグン酒場

日本酒が主役の居酒屋や焼鳥、料理自慢の上等居酒屋など、編集部が今「バツグン」だと思う酒場をご紹介。

Writer ライター

あまから手帖 編集部

あまから手帖 編集部

amakara techo

1984年の創刊以来、関西グルメの豊かさをお届けしてきた月刊誌「あまから手帖」編集部。 旨いものを求めて東奔西走、食べ歩いた店は数知れず。パン一つ、漬物一つ掲載するにも、関西の人気店を回って商品を買い集め、食べ比べる真面目なチーム・食いしん坊。

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