行列のその先で、京都『マルシン飯店』の餃子&ビール

行列のその先で、京都『マルシン飯店』の餃子&ビール

今月の…お蔵入り

2022.09.06

文:「あまから手帖」編集部・米川夏美 / 撮影:竹田俊吾

誌面に載せたかったのに、とある理由から掲載に至らなかった、編集部内の「お蔵入り」カットをお見せするこのコーナー。今回は京都・東山の名店『マルシン飯店』の写真を。行列に並んでから、餃子&ビールがテーブルに届くまでを追ってご紹介。

目次

「今月の…お蔵入り」コーナーとは 行列を制覇した末にありつける餃子やいかに 味のある赤いテーブル上に輝く茶色 店舗紹介

「今月の…お蔵入り」コーナーとは

このコーナーでは、「取材先でいいカットが撮れた!」にも関わらず、誌面のレイアウトの関係から泣く泣く掲載できなかったり、取材に行った編集担当者が「絶対これがベストカットだ!」と思ったにも関わらずなぜか編集部内で不評だったり。

お店紹介の記事の場合、1記事あたり約4~6カット載せている場合が多いですが、実はそんな場合でも合計30~40カット以上撮っていることもあり、その中から編集部内で掲載する写真をセレクトしています。

「この撮影、時間も手間もかかって大変やったのに…」
「私的には絶対こっちの角度から撮ってる方が美味しそうやのに!」
「あのお店の内装、すごくお洒落だったから載せたかったなぁ~」
という編集担当者の心残りを晴らすコーナーともいえます。

行列を制覇した末にありつける餃子やいかに

さて、それでは本題です。
9月に入ったにも関わらず真夏のような暑い日が続き、まだまだ冷たいビールを欲するのではないでしょうか。

8月号の第一特集で「餃子とビール」をお送りいたしましたが、特集班に入っていた私はロケハン&取材時、餃子を食べまくりの連続で「もう餃子は当分いらない…」状態になってました。

ですが最近、餃子熱が再燃。
ジューシーな餃子と冷たいビールの組合せが恋しくなってきています。

そこで取材させていただいた『マルシン飯店』さんの餃子が手元に届くまでを
お見せしていないカットでお送りします。

京都『マルシン飯店』外観小雨の中でも開店前から並ぶ人々。

京都『マルシン飯店』焼く前の餃子綺麗に並べられた餃子は圧巻。

分厚い餃子用の鉄板で、どんどん餃子が焼かれていきます。分厚い餃子用の鉄板で、どんどん餃子が焼かれていきます。

京都『マルシン飯店』焼きあがった餃子絶対カリカリ!って写真から伝わりますよね。これも誌面に載せたかった一枚。

味のある赤いテーブル上に輝く茶色

やっと餃子がテーブルに到着しました。
今回は麻婆豆腐と酢豚も一緒に。『マルシン飯店』さんといえば天津飯が有名ですが、この2品も美味しかった~!

京都『マルシン飯店』卓上

それではさっそく、店主・前川さんお薦めのオリジナル餃子ソース「餃子醤」をつけて…。

京都『マルシン飯店』餃子と「餃子醤」

ショウガが利いていてさっぱりした味わい。これで味変すれば無限ギョーザです。
誌面でもご紹介した餃子専用オリジナルビール「GYO-SEN」も合わせればさらに止まらない。
それについて詳しくはこちら↓
■Twitter
https://twitter.com/amakaratecho/status/1552129482139762688

「行列の…」なんて書きましたが、実は今回開店前のお店に特別にお邪魔し、取材をさせていただいたので私は行列に並ぶことなく、餃子&ビールがいただけたのでした。
でも並んででもまた食べたい…。

『マルシン飯店』の皆さま、ありがとうございました。

以上、「今月の…お蔵入り」でした。
今後は撮影時のエピソードなども交えながら毎月の「お蔵入り」カットをお見せできればと思います。

■店名
『マルシン飯店』
■詳細
【住所】京都市東山区南西海子町431-3
【電話番号】075-561-4825
【営業時間】11:00~翌5:45
【定休日】火曜
【お料理】ギョーザ330円、麻婆豆腐750円、酢豚970円

あまから手帖/2022年8月号

ビールが飲みたくなる餃子
&ビール

ビール欲をそそる焼き餃子と、ビリヤニ・たこ焼き・イタリアンなど、ビールと好相性のエトセトラ。

Writer ライター

あまから手帖 編集部

あまから手帖 編集部

amakara techo

1984年の創刊以来、関西グルメの豊かさをお届けしてきた月刊誌「あまから手帖」編集部。 旨いものを求めて東奔西走、食べ歩いた店は数知れず。パン一つ、漬物一つ掲載するにも、関西の人気店を回って商品を買い集め、食べ比べる真面目なチーム・食いしん坊。

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