「相楽園パーラー」の初夏のパフェ。そびえたつのはレタス!?

「相楽園パーラー」の初夏のパフェ。そびえたつのはレタス!?

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2023.07.03

文:「あまから手帖」編集部・米川夏美 / 撮影:高見尊裕

「THE SORAKUEN」の庭を眺めながらゆっくりできる併設のカフェ「相楽園パーラー」。夏限定のパフェにはなんとレタスがどーん! そして中には、山椒! と、聞いただけでは味が想像できないけど、食べたら絶品なんです。

目次

和素材で作る初夏のパフェ ちょっぴりお酒も使った大人味 店舗情報

和素材で作る初夏のパフェ

夏限定の「パイナップルと山椒のパフェ」。考案者はパティシエの川畑日南子さん。普段スイーツには使わないようなものでパフェを作ってみたいと、夏の和素材を組み合わせて完成させた。

「相楽園パーラー」パイナップルと山椒のパフェパイナップルと山椒のパフェ1100円。

見た目も爽やかで、相楽園の庭がまるでグラスの中に再現されているよう。

そびえたつのはシロップにつけたあと、パリパリになるよう乾燥させたレタス。そして、ジュンサイや穂紫蘇も入っていて、食材だけ聞くとまるで日本料理だ。

だが不思議、食べてみるとちゃんとスイーツになっている。

「THE SORAKUEN」庭園「THE SORAKUEN」の庭園を眺められるテラス席もある。

ちょっぴりお酒も使った大人味

山椒のミルクアイスは、甘さの中にも山椒の風味が利いていて、大人な味。ジュレには、紫蘇焼酎「鍛高譚」が使用されている。

辛党の方にも、喜ばれるパフェだと思う。クリームやアイスが所せましと詰まったわんぱくなパフェもいいけど、たまにはこういったお洒落なパフェもいい。

底にはパイナップルが潜んでおり、最後までペロッと食べ切れてしまう。

夏の間にもう一度食べたいな。そして次の季節のパフェも楽しみだ。

「相楽園パーラー」内観「相楽園パーラー」の店内。ゆったりと落ち着ける空間。

■店名
「相楽園パーラー」
■詳細
【住所】兵庫県神戸市中央区中山手通5-3-1  THE SORAKUEN内
【電話番号】078-341-1191
【営業時間】11:00~17:00
【定休日】水曜休
【公式サイト】https://www.the-sorakuen.jp/cafe/

掲載号
あまから手帖2023年7月号

Writer ライター

あまから手帖 編集部

あまから手帖 編集部

amakara techo

1984年の創刊以来、関西グルメの豊かさをお届けしてきた月刊誌「あまから手帖」編集部。 旨いものを求めて東奔西走、食べ歩いた店は数知れず。パン一つ、漬物一つ掲載するにも、関西の人気店を回って商品を買い集め、食べ比べる真面目なチーム・食いしん坊。

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