利き酒ならぬ、利きエスプレッソしたくなる珈琲店

利き酒ならぬ、利きエスプレッソしたくなる珈琲店

ピックアップTopics!

2024.01.26

文・あまから手帖編集部 撮影・塩崎 聰

エスプレッソといえば深煎り。と思っていたが、当然といえば当然浅煎りの方もある。レバー式エスプレッソマシンで抽出された浅煎りエスプレッソを飲んでみたら。

エスプレッソといえば深煎り。と思っていたが、当然といえば当然浅煎りの方もある。

恥ずかしながら、エスプレッソでも使用する豆が浅煎りか深煎りかの違いで味が激変することを知らなかったのだが、教えてくれたのは、大阪・関大前「HAKUBI COFFEE」の店主・西浦瑛さん。

「珈琲をコミュニケーションツールとして、地域に根差した珈琲店を作りたい」と、2020年にオープン。もちろんペーパードリップも美味しいのだが、何はともあれエスプレッソのラインナップがすごい。

「エスプレッソの浅煎りはミルクとの相性がよいので、主にラテとして提供していますが、ご希望の方にはエスプレッソでも」と。

浅煎りのエスプレッソを味わえば華やかな風味で、酸味を強く感じる。また、同品種の豆を抽出段階の違いで、味わいをガラリと変化させるモデルノとイタリアーノも圧巻だ。

軽やかなサードウェーブ風も、どっしりとしたイタリア式も、変幻自在なエスプレッソの妙味を一軒で楽しめる店としてはかなり希少な存在。

通はもとより、エスプレッソ初心者もショートでじっくり飲み比べしていただきたい。

■店名
HAKUBI COFFEE
■詳細
大阪府吹田市千里山東1-17-51 1階
☏06-7712-6857
https://www.instagram.com/hakubi_coffee/

喫茶店、カフェ、オレ&ラテ、コーヒーカクテル、コーヒーコース?ランチにスイーツ、コーヒーバッグも、珈琲豆も、盛り上がる和歌山も!!珈琲恋恋―and more!

Writer ライター

あまから手帖 編集部

あまから手帖 編集部

amakara techo

1984年の創刊以来、関西グルメの豊かさをお届けしてきた月刊誌「あまから手帖」編集部。 旨いものを求めて東奔西走、食べ歩いた店は数知れず。パン一つ、漬物一つ掲載するにも、関西の人気店を回って商品を買い集め、食べ比べる真面目なチーム・食いしん坊。

Related article 関連記事