10月29日待望のリニューアルオープン!『イノダコーヒ三条店』
目でも舌でもコーヒーを楽しめる店
『イノダコーヒ 三条店』のシンボルといえば、オーバル型のカウンター。本店からほど近くにありますが、ここではネルドリップでコーヒーを抽出する様子を目の前で見られたり、店員と何気ない雑談をしながら一杯をより深く味わえるとして、多くの客から人気を集めていました。
そんな三条店は改装工事のため、惜しまれながらも2022年3月に休業。そしてとうとう2024年10月29日、待望のリニューアルオープンを迎えました。帰ってきたオーバルカウンター
リニューアルオープンのコンセプトは、新旧を融合した「ニュークラシカル」。
あのオーバルカウンターも、当時のまま。テーブルや椅子は旧店から受け継いでおり、よく見ると歴史とともに刻まれたこすり傷などがあり、味わい深い雰囲気。一方で、カウンターを増築していたり、商品の提供がしやすいようにと、カウンター内の床の高さを少し低くしていたりと、細かなところが進化しています。
このほかにも、旧店エントランスの床に埋め込まれていた「INODA COFFEE」プレートは、2階飾り棚の上部に。外壁のポットのオブジェと木製の看板はそのまま外壁に設置。これも「年月を重ねてきたシンボル的存在を、これからも美しく保ちながら大切に受け継いでいきたい」という想いからだそう。サロンのような2階席が新設
リニューアルを機に新設されたのは、2階席。店内中央にある階段を上がると、サロンのような空間にテーブル席が24席。クラシカルな半円型の窓からは、明るい日差しが差し込み、ゆったりとした気分で寛げます。しばらくは1階席のみの営業ですが、お店の混雑状況などにより2階席も利用できるそうです。
ここでしか食べられない限定メニューも
新たに三条店限定のメニューも登場しました。オープン10時から11時半まで提供する「三条モーニングセット」は、ミニトーストに、分厚くて食べ応えのあるベーコン、ふわふわのスクランブルエッグなどに、ドリンクがついている豪華なプレート。ホテルさながらのモーニングで、優雅な朝を迎えられます。
また、「三条ブレンド 時~とき~」は、インドネシアのマンデリンをベースにグアテマラとブラジル豆をブレンドした深煎りのコーヒー。三条店が積み重ねてきた歴史がそのまま味として表現されたかのような、しっかりとしたコクと渋みのある一杯です。デザートにも三条店らしい商品がお目見え。「三条店はコーヒーが主体なので、コーヒーを楽しめるデザートを」と開発されたのが、「コーヒーショート」(2025年2月28日までの期間限定で提供)。コーヒーの粉末と、アラビアの真珠ブレンドのシロップを練り込んだ生地は、甘さ控えめのほろ苦い味。
オーバルカウンターを模したユニークなデザート「オーバルシューパフェ」は、レモンアイスといちごアイス、生クリームが、香ばしいシュー生地にサンドされています。
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- 店名
- イノダコーヒ三条店
- 住所
- 京都府京都市中京区三条通堺町東入る桝屋町69
- 電話番号
- 075-223-0171
- 営業時間
- 10:00~18:30LO
- 定休日
- なし
- 交通
- 地下鉄烏丸御池駅から徒歩8分
- 席数
- 1F/カウンター19席、ホール48席、2F/24席
- メニュー
- 三条ブレンド 時~とき~880円、三条モーニングセット1480円(ドリンク付き)、三条ホットドッグ1300円、コーヒーショート800円(2025年2月28日までの期間限定で提供)、オーバルシューパフェ1250円。