「グッチ」で餃子⁉ ラグジュアリーなのに“ちょっとオモロい”バーへ

世界で2つ目となるグッチのバー『Gucci Giardino(グッチ ジャルディーノ)』が大阪・梅田にあることをご存じでしょうか。『ハービスPLAZA ENT』の2階に扉を構える隠れ家的な空間。2025年11月に開店から1周年を迎え、新たなコンセプトのカクテルやフードメニューが登場しました。大阪ならではの「餃子」「たこ焼き」も……⁉

大都会の中にあるのに“隠れ家”のようなバー

『Gucci Giardino』エントランス
館内ではなく外側に独立したエントランスがある……!
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『グッチ大阪』のリニューアルとともに隣にオープンした『グッチ ジャルディーノ』は、外からはバーとは分からないような秘密めいた扉の向こうにあります。レセプションを入ると、約109㎡の広々とした空間に、カウンターとソファ席、個室、そして完全予約制のラボラトリーを配備。ほの暗い照明と赤と黒を基調としたインテリアに迎えられ、非日常に迷い込んだような気分を味わえます。

『Gucci Giardino』ヴィゲラさん
日本でも10年以上の経験を積んだヴィゲラさん
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メニューを監修するのはバーマネージャーであるセバスチャン・ヴィゲラさん。チリ出身で17歳からカクテルの勉強を始め、世界各地でミクソロジーとワインを探求してきたそうです。ちなみに「ミクソロジー」とは、固定観念に囚われずハーブやスパイスなど自由な素材に挑戦するカクテル作りのこと。『グッチ ジャルディーノ』では、イタリアの伝統と日本の感性を融合させた独創的なカクテルやフードを展開しており、今回新たに16種のドリンクと7種のフードがお目見えしました。

『Gucci Giardino』ソファ
シグネチャーカラーである深い赤「グッチ ロッソ アンコーラ」のソファが並ぶ
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贅を凝縮した1杯3000円のカクテル

『Gucci Giardino』大阪アモーレ
定番カクテルの「大阪アモーレ」3000円。日本酒「月の桂」をベースに、桜、北海道産生クリーム、金木犀のエッセンスで絶妙なハーモニーを生む
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早速メニューをご紹介。カクテルの「セバから見たフィレンツェ」3000円は、ペルーの代表的な蒸留酒「ピスコ」をベースに、トスカーナの赤ワイン「キャンティ・クラシコ」やシロップ、オリーブオイルの香りを添えたペルー×イタリアのフュージョンカクテル。

『Gucci Giardino』甘い目覚め
苦みと甘みの中に、ジャスミンのエキゾチックな香りが漂う「甘い目覚め」
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バレンタインにもピッタリな「甘い目覚め」3000円は、ジャスミンの香りをまとったウイスキーをベースに、イタリアとコロンビアのコーヒーリキュールをブレンドしたエスプレッソ・マティーニ。カカオバターのニュアンスを加えることで、苦みの中にほのかなチョコレートの深みが共存します。

『Gucci Giardino』セバから見たフィレンツェ
グッチ発祥の地フィレンツェと自身のルーツであるラテン文化からヴィゲラさんがインスパイアした「セバから見たフィレンツェ」
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1杯3000円……! と戸惑いますが、グラスの中にベースのワインやウイスキー、お茶、コーヒーなどのリキュール、クリームやシロップ、エスプーマ、ナッツなど実に多種類の素材が配合されており、カクテルと言えども「飲めるパフェ」のような贅沢感。

『Gucci Giardino』伊勢海老ロール
ベーグルブレッドを使用し、イタリアのニュアンスを表現した伊勢海老ロール
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フードの芸術性と高級感にも驚かされます。「伊勢海老ロール」6000円はアメリカ東海岸の伝統的な“ロブスターロール”の伊勢海老バージョン。上にバジルソースとビスク風味のサワークリームソース、エディブルフラワーとハーブをあしらい、まるで食べる花畑!

グッチなのに「餃子」「たこ焼き」⁉

『Gucci Giardino』餃子ボロネーゼ
和牛挽き肉の歯応えも楽しい「餃子ボロネーゼ」
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そしてイタリア料理の技法に日本的な発想を重ねたユニークな「餃子ボロネーゼ」3500円。パスタ生地で和牛のミンチを包んで餃子風に仕立て、トマトベースのボロネーゼ、パルメザンクリーム、バジルの3色のソースでいただく料理です。餃子というよりラヴィオリに近い、アーティスティックなパスタのような一皿。

『Gucci Giardino』たこ焼きチョコレート
タコは入っていません!「たこ焼きチョコレート」
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驚きなのが「たこ焼きチョコレート」3000円です。見た目はたこ焼きそのものですが、食べると完全なるスイーツ。クレープ生地でチョコレートやカスタードクリームを包み、ソースに見立てたチョコレート、マヨネーズ風のカスタードクリームでデコレート。本物の青のりと鰹節をイメージしたピスタチオのクランチが“たこ焼き感”を強めています。

『Gucci Giardino』季節のパフェ
「季節のパフェ」4000円は旬のフルーツをふんだんに
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「グッチ」というラグジュアリーブランドのバーなので、どれほど敷居が高いのだろう……とドキドキしてしまいますが、スタッフもフレンドリーでちょっと関西ノリなアットホーム感があり安心。最高のホスピタリティとクオリティのカクテルやフードを味わいつつ、リラックスした時間を過ごせる、究極のバーです。記念日やバレンタインなどにぜひ。

『Gucci Giardino』
非日常のカクテル&食体験ができる『グッチ ジャルディーノ』
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amakara.jp編集部

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関西の食雑誌「あまから手帖」(1984年創刊)から生まれたwebメディア「amakara.jp」を運営。カジュアル系からハレの日仕様まで、素敵なお店ならジャンルを問わず。お腹がすくエンタメも大好物。次の食事が楽しみになるようなワクワクするネタを日々発信中。