「グッチ」で餃子⁉ ラグジュアリーなのに“ちょっとオモロい”バーへ
大都会の中にあるのに“隠れ家”のようなバー
『グッチ大阪』のリニューアルとともに隣にオープンした『グッチ ジャルディーノ』は、外からはバーとは分からないような秘密めいた扉の向こうにあります。レセプションを入ると、約109㎡の広々とした空間に、カウンターとソファ席、個室、そして完全予約制のラボラトリーを配備。ほの暗い照明と赤と黒を基調としたインテリアに迎えられ、非日常に迷い込んだような気分を味わえます。
メニューを監修するのはバーマネージャーであるセバスチャン・ヴィゲラさん。チリ出身で17歳からカクテルの勉強を始め、世界各地でミクソロジーとワインを探求してきたそうです。ちなみに「ミクソロジー」とは、固定観念に囚われずハーブやスパイスなど自由な素材に挑戦するカクテル作りのこと。『グッチ ジャルディーノ』では、イタリアの伝統と日本の感性を融合させた独創的なカクテルやフードを展開しており、今回新たに16種のドリンクと7種のフードがお目見えしました。
贅を凝縮した1杯3000円のカクテル
早速メニューをご紹介。カクテルの「セバから見たフィレンツェ」3000円は、ペルーの代表的な蒸留酒「ピスコ」をベースに、トスカーナの赤ワイン「キャンティ・クラシコ」やシロップ、オリーブオイルの香りを添えたペルー×イタリアのフュージョンカクテル。
バレンタインにもピッタリな「甘い目覚め」3000円は、ジャスミンの香りをまとったウイスキーをベースに、イタリアとコロンビアのコーヒーリキュールをブレンドしたエスプレッソ・マティーニ。カカオバターのニュアンスを加えることで、苦みの中にほのかなチョコレートの深みが共存します。
1杯3000円……! と戸惑いますが、グラスの中にベースのワインやウイスキー、お茶、コーヒーなどのリキュール、クリームやシロップ、エスプーマ、ナッツなど実に多種類の素材が配合されており、カクテルと言えども「飲めるパフェ」のような贅沢感。
フードの芸術性と高級感にも驚かされます。「伊勢海老ロール」6000円はアメリカ東海岸の伝統的な“ロブスターロール”の伊勢海老バージョン。上にバジルソースとビスク風味のサワークリームソース、エディブルフラワーとハーブをあしらい、まるで食べる花畑!
グッチなのに「餃子」「たこ焼き」⁉
そしてイタリア料理の技法に日本的な発想を重ねたユニークな「餃子ボロネーゼ」3500円。パスタ生地で和牛のミンチを包んで餃子風に仕立て、トマトベースのボロネーゼ、パルメザンクリーム、バジルの3色のソースでいただく料理です。餃子というよりラヴィオリに近い、アーティスティックなパスタのような一皿。
驚きなのが「たこ焼きチョコレート」3000円です。見た目はたこ焼きそのものですが、食べると完全なるスイーツ。クレープ生地でチョコレートやカスタードクリームを包み、ソースに見立てたチョコレート、マヨネーズ風のカスタードクリームでデコレート。本物の青のりと鰹節をイメージしたピスタチオのクランチが“たこ焼き感”を強めています。
「グッチ」というラグジュアリーブランドのバーなので、どれほど敷居が高いのだろう……とドキドキしてしまいますが、スタッフもフレンドリーでちょっと関西ノリなアットホーム感があり安心。最高のホスピタリティとクオリティのカクテルやフードを味わいつつ、リラックスした時間を過ごせる、究極のバーです。記念日やバレンタインなどにぜひ。
data
- 店名
- Gucci Giardino
- 住所
- 大阪府大阪市北区梅田2-2-22 ハービスPLAZA ENT
- 電話番号
- 06-6343-0080
- 営業時間
- 17:00~24:00(フード22:30LO、ドリンク23:30LO)
- 定休日
- ハービスPLAZA ENTに準じる
- 交通
- 阪神大阪梅田駅西口から徒歩すぐ、JR大阪駅桜橋口から徒歩2分
- 席数
- カウンター8席、テーブル20席、 ラボラトリー(予約制)4席
- 個室
- 8名まで
writer

amakara.jp編集部
amakara.jp
関西の食雑誌「あまから手帖」(1984年創刊)から生まれたwebメディア「amakara.jp」を運営。カジュアル系からハレの日仕様まで、素敵なお店ならジャンルを問わず。お腹がすくエンタメも大好物。次の食事が楽しみになるようなワクワクするネタを日々発信中。
recommend







