「なにわ男子」長尾さんサポーター就任!新生『太秦映画村』は食も充実

時代劇の撮影と言えば太秦、太秦と言えば東映太秦映画村が、3月28日に『太秦映画村』として第一期リニューアルオープン! 太秦サポーターに就任した「なにわ男子」長尾謙杜さんなど、スペシャルゲストによるオープニングセレモニーが行われました。2028年春にかけて大規模改修を進める『太秦映画村』の最新の魅力を探るべく、早速行ってきました!

太秦サポーターに「なにわ男子」長尾謙杜さん就任!

3月28日、約1200⼈の観客が見守る中、「太秦サポーター」に就任した、「なにわ男⼦」⻑尾謙杜さんが登場。“江⼾時代の京”の町並みを練り歩き、⼤⼿⾨広場ステージのオープニングセレモニーにて「太秦サポーター就任式」が執り⾏われました。

「幼い頃に両親に連れてきてもらった時から素敵な場所でしたが、今回のリニューアルで飲⾷店や⽂化体験なども増えて、より⽇本が世界に誇れる場所になったと思います。茶道や華道など⽇本ならではの体験もできるので、いつかメンバーとも⼀緒に訪れたいと思います!」とコメント。東映株式会社吉村⽂雄代表取締役社⻑から、任命書として “オリジナルカチンコ”が贈呈されました。

太秦映画村
前列中央は「なにわ男子」長尾謙杜さん。ほか、東映吉村社⻑、映画『侍タイムスリッパー』の初スピンオフ企画として撮影が開始される連続時代劇ドラマ『⼼配無⽤ノ介 天下御免』主演の⽥村ツトムさんと安⽥淳⼀監督も登壇。
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太秦映画村
瓦版売りがこの日の花嫁道中を告げる。
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村内を練り歩く「360°リアルタイムドラマ」にテンションUP

映画村の中では、花嫁道中の日に起こる様々な事件を描いたライブショー「花嫁道中 桜の宴」を1日2回展開。瓦版売りの口上から、村内を練り歩く花嫁道中に出会ったり、新撰組や忍者の斬り合いが勃発したり、そこかしこで時代劇の中にタイムスリップしたようなリアル体験ができます。

筆者が綿菓子を持ちながら花嫁道中を見物していると、行列に加わった町娘が「それはなんどすえ? この桜と交換しまへんか〜?」と話しかけられてびっくり。思わず行列の後を追って、大手門広場まで一緒に練り歩き、ステージでのクライマックスを見守ったのでした。演目は季節ごとに変わり、「花嫁道中 桜の宴」は5月31日までとなります。

太秦映画村
村内を練り歩く花嫁道中。
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太秦映画村
やっぱりそばで見ると立ち回りは迫力満点!
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太秦映画村
お侍さんも興味津々のグルメエリア。立ち回りだけでなく、店先を覗くラフな姿が見られるかも!?
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まるで江戸時代のフードコート⁉ 京都の名店グルメエリア

これまで修学旅行生や子ども向けのイメージも強かった映画村。今回のリニューアルでは、京都の名店が新たに軒を並べるフードエリアも充実し、本格的な料理や和洋の食べ歩きが楽しめます。いろいろ巡った中でもおすすめしたいのが、京都市南区の『京都醸造』が手がける「味隠(みおん)のあいがけプレート」とクラフトビールの組み合わせ。チキンカレーと豆カレーのあいがけカレーが絶品! これを食べるためだけでも映画村に来たいなと思えるほど。

同じく、カレーで有名な『味味香(みみこう)』も出店していて、名物の「京揚げきつねカレーうどん」がいただけます。なんだかカレー推しのようになっていますが(笑)、他にもおすすめは、焼津港直送のまぐろ創作料理の『朱色まぐろ』のまぐろのパフェ、京都・伏見の酒蔵直営の焼き鳥専門店『鳥せゑ』などなど。イートイン、テイクアウト専門店もあり、イベントや文化体験の時間を組み合わせながら、好みのお店を見つけるのもテーマパークの醍醐味です。

《フードエリアの10軒》
味隠/茶寮 京都仁王門 ござる。/SASAYAIORI+太秦映画村/澤井醤油with Key Stone/味味香/朱色まぐろ/zarame-gourmet cotton candy-/う乃屋/鳥せゑ/うず茶屋

太秦映画村料理
味隠のあいがけプレート2200円、映画村限定販売のクラフトビール「助太刀(すけだち)」750円~。
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太秦映画村料理
『味味香』の京揚げきつねカレーうどん1480円。
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太秦映画村料理
『朱色まぐろ』まぐろのパフェ【映画村オリジナル】1650円。
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太秦映画村料理
老舗醤油店の醤油を使用した醤油スイーツ店『澤井醤油with Key Stone』も出店。みたらし団子1本250円、3本700円。
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太秦映画村料理
大人のための京仕立て綿菓子の『zarame-gourmet cotton candy-』。映画村オリジナルの「綿だんご 紅緑(桜みるく・京抹茶ラテ)」は1000円。
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太秦映画村料理
太秦映画村限定「うず姫」桜わらび餅入りラテ、「うずノ助」黒糖らび餅入抹茶ラテ各950円。
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太秦映画村料理
『SASAYAIORI+太秦映画村』のどらやき 桜スペシャル(イートインのみ)990円は春限定メニュー。
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太秦映画村
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没入感増し増しのナイトタイムがおすすめ

昼は、「扮装屋」で時代劇の扮装や和装を身につけて村内を訪ね歩いたり、文化体験をしてみたり。一日、どっぷり時代劇の世界や和の文化に浸れる体験が目白押し。また、夜しか入れない武家屋敷があり、「大人しか入れない拷問屋敷」というユニークな体験や、「丁半賭博」の体験も。

忍者や侍が立ち合いをしたり、花嫁道中の見物人になったり、ドラマの1シーンに飛び込んだような体験感が増した「太秦映画村」。日が暮れると一層、没入感が増す町並み歩きもおすすめ。夜だけの入村チケットもあるので、嵐山観光の帰り道、食事にふらっと立ち寄るなんて使い方ができるのも、新しい魅力です。

太秦映画村
足を踏み入れるとそこは別世界。行きつけのお店をもつのも乙なもの。
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writer

中野 弘子

Nakano Hiroko

京都コーディネーターⓇ&フリー編集者。京都の月刊情報誌「Leaf」編集長時代に「町家でごはん」を企画。京都の日常暮らしから全国の伝統文化、エンタメなどを多数取材。著書「よそさんが心地いい京都」(交通新聞社)、ペンネーム古瀬ヒロ著「京都謹製きもの和こもの」「京都いっぴん日用品」(淡交社)などがある。