
ひな祭りを祝う定番の食べものとは? 家やお店で祝うなら
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ひな祭りの代表的な食べ物6選!
ひな祭りには、伝統的な料理やお菓子がたくさんあります。それぞれに込められた意味や特徴を知ることで、より一層ひな祭りを楽しめます。代表的な食べものをピックアップし、その魅力をご紹介します。
1.菱餅
菱餅は、ひな祭りを象徴する伝統的な和菓子で、ピンク、白、緑の3色が重なった形が特徴です。それぞれの色には意味があり、ピンクは桃の花、白は清浄や雪、緑は新緑や健康を象徴しています。3種の色合いに、女の子の健やかな成長や幸せへの願いが込められています。
地域によっては4層や5層になった菱餅も見られ、伝統的な和菓子屋で購入するだけでなく、家庭で作る楽しさもあります。
2.ひなあられ
ひなあられは、ひな祭りに欠かせないお菓子で、甘い味付けのものから、醤油風味のものまで幅広い種類があります。色とりどりの粒は、春の自然を表現しています。
最近では、おしゃれなパッケージのものも増え、手土産やギフトとしても人気です。さらに、地域によって味付けや形状が異なるため、旅行先で地元のひなあられを試してみるのも面白い体験となるでしょう。
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3.ちらし寿司
ちらし寿司は、ひな祭りのごちそうの定番。華やかな見た目と季節の具材をたっぷり使った栄養バランスの良さが魅力です。えびやれんこん、卵焼きなどが彩り豊かに盛り付けられ、特に家族で食べるひな祭りでは欠かせない一品です。最近はちらし寿司キットなども販売しているので、より簡単に食卓に取り入れられるようになりました。また、カップちらし寿司のような可愛らしい盛り付けをしたり、具材をアレンジして作れば、さらに特別感を演出できます。
4.白酒・甘酒
白酒と甘酒は、ひな祭りに古くから親しまれている飲みものです。
白酒はアルコールを含む伝統的なお酒。一方、甘酒はノンアルコールのものも多く、子どもから大人まで一緒に楽しめます。近年では、健康志向の甘酒も注目されており、スーパーやオンラインショップで手軽に購入可能です。自宅で甘酒を手作りすることで、甘さや風味を自分好みに調整する楽しみも広がります。
5.はまぐりのお吸い物
はまぐりのお吸い物も、ひな祭りの食卓を上品に演出する定番。はまぐりは二枚貝であることから、夫婦円満や良縁を象徴しています。シンプルな出汁と合わせたはまぐりの味わいは格別で、特に手作りするとその風味が一層引き立ちます。
また、はまぐり以外の魚介や野菜を加えて、バリエーション豊かな味わいにアレンジできます。
6.桜餅
桜餅は、ひな祭りのデザートとして人気の高い和菓子です。もちもちとした皮であんこを包み、塩漬けの桜の葉で巻いた独特の風味が特徴です。桜の香りとあんこの甘さが絶妙にマッチし、春の訪れを感じさせてくれます。関東では小麦粉を使った薄皮タイプ、関西では道明寺粉を使った粒感のあるタイプが主流とされ、地域ごとの違いを楽しむこともできます。
ひな祭りとは
ひな祭りとは、女の子の成長と幸せを祝う日本の伝統的な行事です。
桃の節句の由来は?
ひな祭りは、日本の五節句の一つである桃の節句として知られています。この行事は古代中国の風習「上巳節(じょうしせつ)」に由来し、日本には平安時代に伝わりました。桃の花が春の訪れを告げることから邪気を払う力があると信じられ、女の子の健やかな成長を願う行事として広まりました。また、桃は生命力や長寿の象徴ともされています。現代では、季節の節目を祝いながら家族で楽しい時間を過ごす日として親しまれています。
ひな人形を飾る理由は?
ひな人形は、災厄を人形に移して流すという平安時代の「流し雛」の風習が起源とされています。江戸時代には豪華な段飾りが普及しました。近年ではコンパクトで可愛らしいデザインや、収納しやすいものも多く登場しており、ライフスタイルに合わせて選ぶことができます。また、ひな人形の種類や飾り方にも地域ごとの特色があり、それぞれの風習に触れることで新たな発見があるかもしれません。
ホームパーティーやお店でお祝い
現代のひな祭りは、伝統を尊重しつつも、それぞれのスタイルで祝うことが主流になっています。
ホームパーティーでお祝い
ちらし寿司やひなあられをメインに、デザートやおしゃれな飲みものを添えると華やかな雰囲気に。
子どもと作ることで絆が深まるとともに、ひな祭りの由来や意味を自然に伝えられます。友人を招いてのランチ会スタイルもいいですね。
■ごちそうグルメやスイーツをお取り寄せ
飲食店の「お子様メニュー」でお祝い
レストランなどでは、ひな祭りをテーマにした限定メニューを提供するお店も多いです。ハレの日は家族で外食もいいですね。
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