『パセミヤ』のイマーム・パユルドゥ ナスのグリル
有名料理人直伝、大阪ガスのSiセンサーコンロのガス火で作るレシピをご紹介。今月の指南役は、スパイス料理やナチュラルワインの提案にも定評のあるお好み焼き店『パセミヤ』店主の中川善夫さん。今回ご紹介するのは、オリーブ油をたっぷりかけることから「坊さんの気絶(するほど美味しい)」というユニークな名のトルコ料理。とろとろのナスに香り豊かなトマトソースが絡み、軽めの赤ワインとぴったり。温かいままでも冷やしても美味しいですよ。
材料
- 2人分
ナス…小3本(約200g)
玉ネギ(みじん切り)…60g
ニンニク(軽く潰す)…1片
トマトピュレ…120g
塩…ひとつまみ
オリーブ油…小さじ2
[A]クミンパウダー・パプリカパウダー…各小さじ1/2
[A]オレガノ(ドライ)…小さじ1
[B]塩…小さじ1/4
[B]ココナッツシュガー(砂糖でも可)…少々
EXVオリーブ油…適量
オレガノ…適宜
作り方
- 1
- ナスはヘタを取って縦半分に切る。「ココットプレート」に皮目を下にして並べ、切り口にオリーブ油小さじ1を塗って、塩を振る。水なし両面焼グリルに入れて点火し、「プレート」のタイマーを10分に設定して焼く。
- 2
- 鍋に残りのオリーブ油を入れて熱し、ニンニクを中弱火で炒める。香りが出たら玉ネギを加え、透き通ってきたらトマトピュレを加える。[A]を加え、香りが立ってきたら[B]も加え、コンロタイマーを7分に設定して煮る。
- 3
- ①の皮目を下にして器に盛り、②をかけ、EXVオリーブ油を回しかける。好みでオレガノを添える。
profile
『パセミヤ』店主
中川善夫さん
豊中・庄内で45年愛されたお好み焼き店の三代目。レストランでのサービスを経て、独学で料理を学び、姉のチエさんと店を引き継ぐ。中川さんが惚れ込んだナチュラルワインに合う独創的な料理が評判を呼び、一躍人気店に。2011年に大阪市内へ移り、15年には中之島ダイビル内に移転。ワインに合うスパイス料理(前菜7品、煮込み2品で3800円)を提供。締めには、20分以上かけて焼き上げる名物のお好み焼きや焼きそばを。また、国内外で開催されるナチュラルワインのイベントにも精力的に出店している。※要予約。
data
- 店名
- パセミヤ
- 住所
- 大阪府大阪市北区中之島3-3-23 中之島ダイビル3階
- 電話番号
- 06-6225-7464
- 営業時間
- 18:00〜21:30(LO)
- 定休日
- 不定休
- 交通
- 肥後橋駅から5分、渡辺橋駅から1分
writer
amakara.jp編集部
amakara.jp
関西の食雑誌「あまから手帖」(1984年創刊)から生まれたwebメディア「amakara.jp」を運営。カジュアル系からハレの日仕様まで、素敵なお店ならジャンルを問わず。お腹がすくエンタメも大好物。次の食事が楽しみになるようなワクワクするネタを日々発信中。