発酵料理人・楠 修二さんの発酵キャベツのミンチカツ

今、再び注目を集める「発酵」。今回は発酵をテーマに活動する料理人・楠 修二さんに、塩や糀を混ぜて乳酸発酵させた“発酵野菜”の作り方を教えていただきました。今回は、発酵キャベツ玉ネギ糀の合わせ技のレシピ。みんな大好き・ミンチカツに発酵キャベツを加えました。キャベツに塩気と旨みがあるので塩で調味は不要。合挽肉に砂糖水を加えると保水効果で、よりジューシーに仕上がりますよ。玉ネギ糀の旨みを生かした簡単ソースをかけて、揚げたてをお召し上がりください!

材料

  • 4個分
    発酵キャベツ(汁気を切ったもの)…70g
    合挽肉(粗挽き)…200g

    黒コショウ…少々
    [A]砂糖…2g
    [A]水…30ml
    [B]玉ネギ糀・醤油・みりん…各大さじ1
    スナップエンドウ・溶き卵・薄力粉・パン粉(細挽きがベター)・揚げ油…各適量

作り方

1
ボウルに合挽肉、[A]を入れて混ぜ合わせ、10分ほどおく。粗みじん切りにした発酵キャベツ、黒コショウを加えて、粘りが出るまでしっかりと混ぜ合わせる。
挽肉に砂糖水を加え、混ぜる
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2
①を75gずつ丸く成形し、溶き卵→薄力粉→パン粉の順に衣を付ける。
3
「温度キープ機能」で180℃に設定した揚げ油に②を入れ、タイマーを3分に設定して揚げる。
4
フライパンに [B]、③の揚げ油小さじ2を入れて中火にかけ、とろみが付いたら火を止める。
ミンチカツを揚げる、タレを作る
揚げ物は130~220℃まで10℃単位で油温をキープしてくれる便利な機能で。タイマーも使用でき、ミンチカツは180℃で3分揚げれば、表面はカリッと中はジューシーな仕上がりに。
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5
器に③を盛り、サッと湯がいて開いたスナップエンドウを添える。④をかける。
発酵キャベツのミンチカツの完成
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profile

発酵人くすの木

楠 修二さん

1990年大阪生まれ、京都在住。寿司店や、京都の有名日本料理店などで修業し、2020年「CHEF-1グランプリ」に出場。現在はフリーの料理人として活躍。日本料理の調味料が発酵でできていることから発酵の奥深い世界に魅了され、自家製で味噌や醤油、納豆など約40種を作り、研究を重ねる。あらゆる「発酵」をテーマにしたポップアップレストランに料理人として参加。料理教室、発酵商品開発なども行う。活動近況はInstagramにて随時発信。
【Instagram】https://www.instagram.com/hakkounin_k/

使用したコンロは
クラスS [H]シリーズ

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amakara.jp編集部

amakara.jp

関西の食雑誌「あまから手帖」(1984年創刊)から生まれたwebメディア「amakara.jp」を運営。カジュアル系からハレの日仕様まで、素敵なお店ならジャンルを問わず。お腹がすくエンタメも大好物。次の食事が楽しみになるようなワクワクするネタを日々発信中。