『ガニュ·パン』の春キャベツとアサリのブレゼ 鶏のソテー

有名料理人直伝、大阪ガスのSiセンサーコンロのガス火で作るレシピをご紹介。今月の指南役は、「あまから手帖」編集部の食堂的存在!? 大阪・中津のビストロ『ガニュ・パン』の難波浩介シェフ。一皿で満足できる、さらには翌日にはリメイク料理も楽しめるお得なレシピを教えていただきました。まずは、春キャベツとアサリの蒸し煮に、チキンソテーを合わせた豪華なひと皿。アサリとチキンの旨みがたっぷり染みた春キャベツが美味しい! 翌日は水分を加えてスープにしたり、カレー粉を加えてカレーにしてお楽しみください。

材料

  • 2人分
    鶏モモ肉(骨付き)…2枚(約600g)
    春キャベツ(ざく切り)・アサリ(砂抜きしたもの)…各350g
    玉ネギ(ざく切り)…200g
    ニンニク(軽く潰す)…1片
    アンチョビ(フィレ)…4片
    アンチョビの漬け油…小さじ1
    ブイヨン(市販の固形スープを希釈したもの)…300㎖
    塩…小さじ1/2
    コショウ…少々
    サラダ油・オリーブ油…各大さじ1
    パセリ(刻む)…適量

作り方

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鶏モモ肉は骨の周りに切り目を入れて開き、塩とコショウを振ってしばらくおく。「ココットプレート」に皮目を上にしてのせて、蓋をし、水なし両面焼グリルに入れる。「オートメニュー」「とりもも焼き」、焼き加減「標準」に設定して焼く。
鶏モモ肉をグリルで焼く
鶏モモ肉を焼く際は、「オートメニュー」で。グリル用調理器具「ココットプレート」にのせて好みの焼き加減を設定すれば、自動調理で焼き上がります。
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2
鍋にサラダ油、オリーブ油、ニンニクを入れて熱し、玉ネギを中火で炒める。しんなりしてきたら、春キャベツ、ブイヨンを加えて蓋をする。沸いたらコンロタイマーを10分に設定して煮る。蓋を開け、アンチョビとアンチョビの漬け油、アサリ、①を加えて、アサリの口が開くまで加熱する。
キャベツを蒸し煮にする
短時間でも長時間でも煮る際は「コンロタイマー(最大120分)」を使うと便利。時間が来るとブザーが鳴って自動消火します。5分以下なら30秒単位で設定可能です。
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3
②の鶏モモ肉を食べやすい大きさに切って器に盛り、パセリを散らす。
完成
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profile

『ガニュ·パン』店主

難波浩介さん

調理師専門学校卒業後、神戸『コム・シノワ』からフレンチの道へ。大阪『エスカルゴ』、『ルポンドシエル』、神戸『ル・ビストロ』など、数々の名店で研鑽を積む。伝説のレストラン『シェ・ワダ』の和田信平さんと長く共に料理をし、独立前には御堂筋店の料理長を務めた。2006年に中津の裏路地に自店をオープンさせ、グルメの間で評判の一軒に。ボリュームあるメイン料理に、スープ、自家製パンが付いたランチは1000円、ディナーはスープ、前菜、魚料理、肉料理で4400円と破格の値段で提供。一見無骨ながら、手間をかけた繊細な味わいの料理に、長年のファンも多い。

使用したコンロは
クラスSプレミア[R]シリーズ

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writer

amakara.jp編集部

amakara.jp

関西の食雑誌「あまから手帖」(1984年創刊)から生まれたwebメディア「amakara.jp」を運営。カジュアル系からハレの日仕様まで、素敵なお店ならジャンルを問わず。お腹がすくエンタメも大好物。次の食事が楽しみになるようなワクワクするネタを日々発信中。