『ガニュ·パン』のタラと新ジャガのクラフティサレ

有名料理人直伝、大阪ガスのSiセンサーコンロのガス火で作るレシピをご紹介。今月の指南役は、「あまから手帖」編集部の食堂的存在!? 大阪・中津のビストロ『ガニュ・パン』の難波浩介シェフ。一皿で満足できる、さらには翌日にはリメイク料理も楽しめるお得なレシピを教えていただきました。今回は、塩味のクラフティをご紹介します。焼き目を付けたタラとジャガイモに、苦みのトレビスや爽やかなバジルも加えた春の味わい。残りはサンドイッチの具材にしてどうぞ。

材料

  • 2人分
    タラ(切り身。食べやすい大きさに切る)…160g
    新ジャガイモ(皮付き)…2個
    新玉ネギ(1.5㎝の輪切り)…60g
    トレビス(大きめにちぎる)…20g
    カマンベールチーズ(4等分する)…60g
    ニンニク(スライス)…1片
    バター(無塩。4等分する)…6g
    [A]卵…1個
    [A]卵黄…1個分
    [A]牛乳…100㎖
    [A]生クリーム…125㎖
    [A]薄力粉…大さじ1弱
    [A]塩・コショウ…各少々
    塩・コショウ・EXVオリーブ油・バジル(葉)…各適量

作り方

1
鍋に新ジャガイモと水、塩ひとつまみを入れて加熱する。沸いたらコンロタイマーを30分に設定し、竹串がスッと通るまで茹でる。熱いうちに皮を剥き、縦半分に切る。
2
「ココットプレート」にタラ、新玉ネギ、①をのせる。全体に塩を軽く振り、タラにはニンニクをのせてEXVオリーブ油をかける。1にはバターをのせてコショウを振る。水なし両面焼グリルに入れ、「タイマー・温度」メニューの「ココットプレート」を選択、タイマーを10分に設定して焼く。
グリルで魚や野菜を焼く
具材の火入れは「ココットプレート」を活用すると便利。たくさん並べて同時調理でき、使用後のグリルのお手入れもプレートを洗うだけと簡単です。
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3
耐熱皿にバター(分量外)を薄く塗り、トレビスをのせる。②とカマンベールチーズを盛り、混ぜ合わせた[A]を流し入れる。
クラフティ生地を流す
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4
水なし両面焼グリルに「焼網」をセットし、3をのせる。火加減「上:弱火、下:強火」、タイマーを10分に設定して焼く。
5
④にバジルをのせ、EXVオリーブ油をかける。
タラと新ジャガのクラフティサレの完成
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profile

『ガニュ·パン』店主

難波浩介さん

調理師専門学校卒業後、神戸『コム・シノワ』からフレンチの道へ。大阪『エスカルゴ』、『ルポンドシエル』、神戸『ル・ビストロ』など、数々の名店で研鑽を積む。伝説のレストラン『シェ・ワダ』の和田信平さんと長く共に料理をし、独立前には御堂筋店の料理長を務めた。2006年に中津の裏路地に自店をオープンさせ、グルメの間で評判の一軒に。ボリュームあるメイン料理に、スープ、自家製パンが付いたランチは1000円、ディナーはスープ、前菜、魚料理、肉料理で4400円と破格の値段で提供。一見無骨ながら、手間をかけた繊細な味わいの料理に、長年のファンも多い。

使用したコンロは
クラスSプレミア[R]シリーズ

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writer

amakara.jp編集部

amakara.jp

関西の食雑誌「あまから手帖」(1984年創刊)から生まれたwebメディア「amakara.jp」を運営。カジュアル系からハレの日仕様まで、素敵なお店ならジャンルを問わず。お腹がすくエンタメも大好物。次の食事が楽しみになるようなワクワクするネタを日々発信中。