『日本料理 輪』の加賀太きゅうりゴマすき焼き

有名料理人直伝、大阪ガスのSiセンサーコンロのガス火で作るレシピをご紹介。指南役は、『日本料理 輪』の店主・山下慎士さん。何とだしは引かず、砂糖は使いません。夏の献立に絶対重宝する和食レシピを教えていただきました。
家族で過ごすこの時期の食卓にオススメ、「ザ・ココット」で作るすき焼きをご紹介します。夏に積極的に摂りたい、疲労回復に効果があるとされるビタミンB1が含まれる「豚肉」が主役(もちろん牛肉で作っても)。冬瓜に似た加賀太きゅうりと柔らかく煮て、白ゴマペーストでコクを加えたあっさりとした甘辛味。卵黄を混ぜたとろろを付ければ、食欲がなくてもたっぷりといただけますよ。

材料

  • 2人分
    豚バラ肉(ひと口大に切る)…200g
    加賀太きゅうり(冬瓜・ズッキーニで代用可)…300g

    〈A〉玉ネギ(くし切り)…180g
    〈A〉糸コンニャク・木綿豆腐(各食べやすい大きさに切る)…各150g

    〈B〉水…320㎖
    〈B〉みりん…160㎖
    〈B〉醤油…80㎖
    〈B〉白ゴマペースト…30g

    〈C〉長芋(叩く)…100g
    〈C〉卵黄…2個分

    米油…小さじ1
    白ネギ・芽ネギ(各笹切り)…各適量

作り方

1
加賀太きゅうりは皮を剥き、縦半分に切って種を取る。表面に庖丁目を入れ、ひと口大に切る。
2
「ザ・ココット」をコンロにかけて米油を熱し、豚バラ肉を中火で炒める。①、〈A〉、合わせた〈B〉を加えて蓋をする。水なし両面焼グリルに入れ、「タイマー・温度」メニューの「ザ・ココット」を選択、温度を150℃、タイマーを20分に設定して煮る。
加賀太きゅうりゴマすき焼き、炒める
加賀太きゅうりゴマすき焼き、煮詰める
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3
②をコンロに移して蓋を開け、コンロタイマーを7分に設定して中火で煮詰める。器に盛り、白ネギと芽ネギを添える。合わせた〈C〉を別添えする。
加賀太きゅうりゴマすき焼き
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profile

『日本料理 輪』店主

山下慎士さん

神戸市出身。料亭や料理旅館などで腕を磨き、2003年にハンター坂で自店を開店。2010年に現在の場所へ移る。前物の魚を中心に、砂糖を使わず素材の持ち味を生かした端正な料理を、骨董や新進気鋭の作家物など新旧を織り交ぜた器で提供。日本酒は燗酒の提案に注力するほか、ソムリエの資格も持ち、ワインにも造詣が深い。また、家庭で簡単に作れる料理教室(5500円/回)を開催し、プロからも支持を集めている。料理教室の詳細は公式Instagramを参照。

使用したコンロは
クラスSプレミア[Rシリーズ]

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writer

amakara.jp編集部

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関西の食雑誌「あまから手帖」(1984年創刊)から生まれたwebメディア「amakara.jp」を運営。カジュアル系からハレの日仕様まで、素敵なお店ならジャンルを問わず。お腹がすくエンタメも大好物。次の食事が楽しみになるようなワクワクするネタを日々発信中。