『日本料理 輪』の苦瓜とシシトウの土佐煮

有名料理人直伝、大阪ガスのSiセンサーコンロのガス火で作るレシピをご紹介。指南役は、『日本料理 輪』の店主・山下慎士さん。何とだしは引かず、砂糖は使いません。夏の献立に絶対重宝する和食レシピを教えていただきました。
夏も後半戦になると訪れる、夏の疲れにも利きそうなキリッと苦みのある野菜で一品を作りましょう。苦瓜とシシトウに、粉ガツオの旨みとニンニクとゴマ油の香味を加えた佃煮です。身体にも優しい燗酒のアテにいかがでしょうか?

材料

  • 4人分
    苦瓜(種を取り除き、ひと口大に切る)…280g
    シシトウ(ヘタを取り、ひと口大に切る)…140g
    粉ガツオ…30g
    ニンニク(すりおろす)…1/4片
    ゴマ油…小さじ1

    〈A〉みりん…90㎖
    〈A〉酒・水…各60㎖
    〈A〉醤油…60㎖

作り方

1
鍋に湯を沸かし、コンロタイマーを30秒に設定して苦瓜とシシトウを湯がく。ザルに上げる。
苦瓜とシシトウの土佐煮のレシピ、湯がく
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2
フライパンにゴマ油とニンニクを入れて弱火で熱し、①を加えて炒める。〈A〉を加え、コンロタイマーを5分に設定し、水分がなくなるまで中火で煮詰める。粉ガツオを加えて混ぜ合わせる(※冷蔵で1週間保存可)。器に盛る。
苦瓜とシシトウの土佐煮のレシピ、炒める
苦瓜とシシトウの土佐煮のレシピ
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profile

『日本料理 輪』店主

山下慎士さん

神戸市出身。料亭や料理旅館などで腕を磨き、2003年にハンター坂で自店を開店。2010年に現在の場所へ移る。前物の魚を中心に、砂糖を使わず素材の持ち味を生かした端正な料理を、骨董や新進気鋭の作家物など新旧を織り交ぜた器で提供。日本酒は燗酒の提案に注力するほか、ソムリエの資格も持ち、ワインにも造詣が深い。また、家庭で簡単に作れる料理教室(5500円/回)を開催し、プロからも支持を集めている。料理教室の詳細は公式Instagramを参照。

使用したコンロは
クラスSプレミア[Rシリーズ]

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writer

amakara.jp編集部

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関西の食雑誌「あまから手帖」(1984年創刊)から生まれたwebメディア「amakara.jp」を運営。カジュアル系からハレの日仕様まで、素敵なお店ならジャンルを問わず。お腹がすくエンタメも大好物。次の食事が楽しみになるようなワクワクするネタを日々発信中。