フランス料理『プレスキル』の野菜のエテュベ フランス風がめ煮

有名料理人直伝、大阪ガスのSiセンサーコンロのガス火で作るレシピをご紹介。指南役は、日本のフランス料理界に影響を与えたアラン・シャペル氏のエスプリを受け継ぐ、『プレスキル』の佐々木康二シェフ。お手軽フレンチメニュー5品を教えていただきました。
「ザ・ココット」はコンロでもグリルでも使える付属の深型調理容器。今回は、この鍋で野菜を軽く炒めて蓋をして15分弱火で煮るだけのお手軽レシピをご紹介。野菜の水分を生かしながら煮る、野菜のエテュベ(蒸し煮)です。クミンとタイムが爽やかに香る仕立てに。ちなみにがめ煮とは、よせ集めるを意味する博多の方言「がめくりこむ」が名前の由来とか。鶏肉を加えずとも野菜の旨みがたっぷりで、そのままでもおいしい前菜です。

材料

  • 4人分
    〈A〉ゴボウ(乱切り)…100g
    〈A〉里芋(乱切り)…80g
    〈A〉椎茸・ニンジン・レンコン(各乱切り)…各60g
    〈A〉ショウガ(みじん切り)…2g
    〈A〉クミン(粒)…1g

    白ワイン…20ml
    チキンブイヨン(市販の顆粒に表示より多めの水で希釈したもの)…50ml
    タイム…1枝
    塩・黒コショウ・パセリ(みじん切り)…各適量
    サラダ油…大さじ1

作り方

1
「ザ・ココット」にサラダ油を入れて熱し、〈A〉を加えて中火でざっくり炒める。塩小さじ1/3と黒コショウ少々を振り、強火にして白ワインを加え、アルコール分を飛ばす。
野菜のエテュベ フランス風がめ煮のレシピ、炒める
10
2
チキンブイヨンとタイムを加えて蓋をする。弱火にし、コンロタイマーを15分に設定して煮る。
3
塩・黒コショウで味を調え、器に盛ってパセリを散らす。
野菜のエテュベ フランス風がめ煮のレシピ、パセリを散らす
10

profile

フランス料理『プレスキル』シェフ

佐々木康二さん

1988年「神戸ポートピアホテル」の『アラン・シャペル』で上柿元 勝氏に師事し、92年には長崎・ハウステンボスの『エリタージュ』に転職。パリの『ホテルクリヨン』など、ヨーロッパでも研修を重ねる。2009年「ボキューズ・ドール国際料理コンクール」に日本代表として出場し、世界第8位に入賞。2015年に同店のシェフに就任。大阪で数少ないグランメゾンで “不易流行”の信条のもと、古典的な料理の中に新味を加えた料理でフランス・リヨンのエスプリを届けると共に、若手料理人の育成にも力を注ぐ。

使用したコンロは
クラスSプレミア[Rシリーズ]

詳しくはこちら

writer

amakara.jp編集部

amakara.jp

関西の食雑誌「あまから手帖」(1984年創刊)から生まれたwebメディア「amakara.jp」を運営。カジュアル系からハレの日仕様まで、素敵なお店ならジャンルを問わず。お腹がすくエンタメも大好物。次の食事が楽しみになるようなワクワクするネタを日々発信中。