自家焙煎珈琲店『喫茶ルプラ』の玉子サンド

有名料理人直伝、大阪ガスのSiセンサーコンロのガス火で作るレシピをご紹介。指南役は、自家焙煎珈琲店『喫茶ルプラ』店主・西峯雅仁さん。バターやジャムだけでない、具材やソースでアレンジしたトーストメニューを教えていただきました。
朝食の定番、卵をたっぷり使ったオムレツスタイルのトーストサンドをご紹介します。シンプルですが、生クリーム入りのとろりと優しい味わいです。石井好子さんのエッセイ(「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる」)に出てくるような、外側は焦げめのつかない程度にふっくらと焼かれた理想的なオムレツを作るなら160℃で。温度を一定に保つ調理機能「温度キープ機能」が役に立ちますよ。

材料

  • 2人分
    食パン(4枚切り)…2枚

    〈A〉卵…4個
    〈A〉生クリーム…60㎖
    〈A〉塩…少々

    オリーブ油…大さじ1
    パセリ…適宜

作り方

1
ボウルに、〈A〉を入れてよく混ぜる。
2
テフロン加工のフライパンにオリーブ油を入れ、「温度キープ機能」で160℃に設定する。①の半量を流し入れ、菜箸で外から内側に向けて弧を描きながら手早く混ぜる。表面が乾いてきたら巻く。これを2個作る。
3
食パンのミミを落として半分に切り、「ココットプレート」に食パンを並べる。水なし両面焼グリルに入れ、オートメニュー「トースト」を選択し、焼き加減「標準」に設定して焼く。
玉子サンドのレシピ、焼く
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4
③で②を挟み、ピックや楊枝で止める。器に盛り、お好みでパセリを添える。
玉子サンドのレシピ
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profile

自家焙煎珈琲店『喫茶ルプラ』店主

西峯雅仁さん

1974年創業の喫茶店の二代目マスター。食関連会社を経て、飲食業界へ。大阪の様々なジャンルの店で経験を積み料理を学ぶ。2011年、先代の急逝により29歳で家業を継ぐ。老舗喫茶店から譲り受けた100年ものの焙煎機で自家焙煎を始め、軽食やスイーツも一新。ベトナムのバインフランから着想した自家製プリンは店の名物メニューに。玉子料理やトーストの種類が選べる「セレクトモーニング」も人気で、遠方からの新たな客を呼んでいる。

使用したコンロは
クラスSプレミア[Rシリーズ]

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writer

amakara.jp編集部

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関西の食雑誌「あまから手帖」(1984年創刊)から生まれたwebメディア「amakara.jp」を運営。カジュアル系からハレの日仕様まで、素敵なお店ならジャンルを問わず。お腹がすくエンタメも大好物。次の食事が楽しみになるようなワクワクするネタを日々発信中。