自家焙煎珈琲店『喫茶ルプラ』の台湾風グラタントースト

有名料理人直伝、大阪ガスのSiセンサーコンロのガス火で作るレシピをご紹介。指南役は、自家焙煎珈琲店『喫茶ルプラ』店主・西峯雅仁さん。バターやジャムだけでない、具材やソースでアレンジしたトーストメニューを教えていただきました。
今回は、ダマにならないよう20分かけて火入れするベシャメルソースを使って、台湾で人気の「棺桶パン」を作ります。名前がインパクトありですが、焼いたトーストの真ん中をくりぬき、シチューを入れたローカルフード。シチューとトースト別々ではなく、一緒に焼いてしてしまうところが、朝食にぴったりです。とろり熱々のベシャメルソースと香ばしいトーストをからめながらどうぞ。

材料

  • 2人分
    食パン(8枚切り)…4枚

    〈A〉ソーセージ(乱切り)…4本
    〈A〉エリンギ・舞茸(各石突きを取ってほぐす)…計50g
    〈A〉ブロッコリー(小房に分ける)…10g
    〈A〉スナップエンドウ(開く)…3枚

    シュレッドチーズ…60g
    オリーブ油…大さじ1
    黒コショウ…少々

    〈ベシャメルソース〉
    バター(有塩)・薄力粉(ふるう)…各20g
    牛乳…160㎖
    生クリーム…40㎖
    塩…少々

作り方

1
ベシャメルソースを作る。鍋にバターを入れて弱火で溶かし、木ベラで混ぜながら薄力粉を加える。牛乳を少量ずつ加えて伸ばす。生クリームを加え、コンロタイマーを20分に設定して、とろみが付くまで混ぜながら煮る。塩で調味する(※冷凍で1カ月保存可)。
2
フライパンにオリーブ油を入れ、〈A〉を上から順に炒める。
3
食パン2枚は縁を残して窓状に切り抜く。切り抜いた部分と、残りの食パンも含めて、焼き加減「弱め」でトーストする。
4
③の一枚状の食パンに、窓状の食パンを重ね、窪みの縁を埋めるようにシュレッドチーズ2/3量をのせる。②をまんべんなくのせ、①をかけ、残りのシュレッドチーズを振る。
5
④と、④の切り抜いたパンを、焼き加減「弱め」でトーストする。
台湾風グラタントーストのレシピ、トーストする
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6
器に盛り、黒コショウを振る。
台湾風グラタントーストのレシピ
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profile

自家焙煎珈琲店『喫茶ルプラ』店主

西峯雅仁さん

1974年創業の喫茶店の二代目マスター。食関連会社を経て、飲食業界へ。大阪の様々なジャンルの店で経験を積み料理を学ぶ。2011年、先代の急逝により29歳で家業を継ぐ。老舗喫茶店から譲り受けた100年ものの焙煎機で自家焙煎を始め、軽食やスイーツも一新。ベトナムのバインフランから着想した自家製プリンは店の名物メニューに。玉子料理やトーストの種類が選べる「セレクトモーニング」も人気で、遠方からの新たな客を呼んでいる。

使用したコンロは
クラスSプレミア[Rシリーズ]

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amakara.jp編集部

amakara.jp

関西の食雑誌「あまから手帖」(1984年創刊)から生まれたwebメディア「amakara.jp」を運営。カジュアル系からハレの日仕様まで、素敵なお店ならジャンルを問わず。お腹がすくエンタメも大好物。次の食事が楽しみになるようなワクワクするネタを日々発信中。