
日本料理『このは』のアジのなめろう大葉包み揚げ&蓮根包み揚げ
有名料理人直伝、大阪ガスのSiセンサーコンロのガス火で作るレシピをご紹介。指南役は、日本料理店『このは』の店主・田中勝美(まさみ)さん。アジフライはおいしいけど、一尾揚げるのが結構大変…。今回は切り身でも作れるアジの揚げ物を、天ぷらのおいしさで知られる『このは』の田中さんに教えていただいました。「なめろうにしたものと、切り身にレンコンを挟んだもの。異なる食感が楽しい天ぷらです」。ミョウガなどを加えたなめろうは大葉で包み、レンコン挟みには梅肉を忍ばせ、爽やかな味わいをプラス。アジが手に入ったらぜひ作ってみてください。
材料
- 4人分
●なめろう大葉包み揚げ
アジ(三枚におろす)…大1/2尾(約100g)
大葉…4枚
〈A〉ミョウガ(みじん切り)…1個(約15g)
〈A〉アサツキ・ショウガ(各みじん切り)…各8g
〈A〉白味噌…小さじ1
〈A〉塩…ひとつまみ
●蓮根挟み揚げ
アジ(三枚におろす)…大1/2尾(約100g)
塩…少々
〈B〉レンコン(皮を剥いて7㎜厚の半月切り)…70g
〈B〉梅肉…小さじ1
薄力粉・天ぷら衣(下記参照)・揚げ油…各適量
●天ぷら衣の作り方
ボウルに卵黄3個分と水400mlを入れて混ぜ、冷蔵庫で1時間ほど冷やす。薄力粉100gを加えてさっと混ぜる。
作り方
- 1
- なめろう大葉包み揚げを作る。アジを庖丁で細かく切って粗めのミンチ状にし、〈A〉を加えて混ぜる。
- 2
- 大葉の裏側を上にして①をのせ、半分に畳んで包む。
- 3
- 蓮根挟み揚げを作る。アジに塩を振り、4等分に切る。
- 4
- ③の中央に斜めに庖丁を入れ、皮を残して身を分け、写真のように〈B〉を挟む。
- 5
- ②、④にそれぞれに薄力粉、天ぷら衣の順に付け、温度キープ機能で190℃に設定した揚げ油に入れる。カリッと色付くまで揚げ、器に盛る。
profile

『このは』店主
田中勝美さん
日本料理『つる家』で研鑽を積み、2004年に土佐堀で独立。14年に現在の場所に移転。旬の食材をふんだに使った繊細な料理をコースで提供。客の目の前で揚げる天ぷら、カツオ節とマグロ節でだしを引いた優しい味わいの椀物が名物。
data
- 店名
- このは
- 住所
- 大阪府大阪市中央区南本町2-6-22 Premiere南本町1階
- 電話番号
- 06-6243-0228
- 営業時間
- 11:30~12:00入店(金・土曜のみ)、17:00~22:00
- 定休日
- 日曜、祝日の月曜
- メニュー
- コース昼/8800円、夜16500円。※夜はサ5%別。

writer

amakara.jp編集部
amakara.jp
関西の食雑誌「あまから手帖」(1984年創刊)から生まれたwebメディア「amakara.jp」を運営。カジュアル系からハレの日仕様まで、素敵なお店ならジャンルを問わず。お腹がすくエンタメも大好物。次の食事が楽しみになるようなワクワクするネタを日々発信中。
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