『秋華』の焼鮭とレタスの炒飯

有名料理人直伝、大阪ガスのSiセンサーコンロのガス火で作るレシピをご紹介。今月の指南役は、京都・北白川にある中国料理店『秋華(あきはな)』店主の鈴木智秋さん。家庭でも作りやすく、家族みんなが大好きな中華の定番メニュー6品を教えていただきました。今回は、焼鮭とレタスの炒飯。定番中の定番メニューですが、自己流だったり、おいしく作るのが難しいとの声も。「面倒でも1人前ずつ作ること。またご飯を鍋肌に広げて焼き付けるのが、パラパラ炒飯のコツ」と鈴木さん。焼き豚、ネギなどお好み具材で何度か作ってマスターしてくださいね!

材料

  • 2人分
    白米…2合(炊きやすい量)
    溶き卵…2個分
    鮭(切り身)…2切れ
    レタス…60g
    刻みネギ…60g
    塩・コショウ…各適量
    紹興酒・醤油…各適量
    サラダ油…大さじ2

作り方

1
白米を洗って30分ほど浸水させ、ザルに上げて水切りする。炊飯専用鍋に入れて目盛に合わせて水(分量外)を加減し、サラダ油を加えてサッと混ぜる。蓋をし、「自動炊飯機能」で「ご飯」「2合」を選択して点火する。蒸らしまで終わったらしゃもじで切り混ぜる。
ご飯を炊く
ご飯の量に合わせて火力と時間を調節してくれる「自動炊飯機能」。蒸らしの終了まで音声で知らせてくれるので、ガス火炊きご飯も簡単にできます。
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2
鮭に塩少々を振って「ココットプレート」に並べ、蓋をして水なし両面焼グリルに入れる。「オートメニュー」の「焼き魚・切り身」を選択。火加減を「標準」に設定して焼き、皮と骨を外して身をほぐしておく。
鮭を焼く
焼き魚は便利なオートメニューで。弱め・標準・強めの3段階から選べる焼き加減に合わせて、火加減と時間を自動調節してくれます。
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3
炒飯を1人前ずつ作る。「あぶり高温炒めモード」を設定して中華鍋にサラダ油大さじ1を熱する。溶き卵1個分を流し入れ、強火にかけながら絶えずかき混ぜる。
4
卵が半熟になったら①を150g加える。お玉で混ぜながら鍋肌に薄く広げて表面を焼き付けたら、時折鍋を振って混ぜ合わせる動作を繰り返す。
ご飯を炒める
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5
塩・コショウで調味したら、②を半量加えて④と同様に混ぜ炒める。刻みネギ30g、紹興酒・醤油各少々を加えて、再び④と同様に混ぜ炒めたら火を止める。
6
2㎝角に切ったレタス30gを加え混ぜ、器に盛る。③〜⑤を繰り返す。
焼鮭とレタスの炒飯の完成
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profile

『秋華』主人

鈴木智秋さん

1982年静岡県・浜松生まれ。京都・岡崎にある名中華『京 静華』の浜松での営業時代に店主・宮本静夫さんに弟子入り。『京 静華』が京都に移転後も含めて計11年間、中華の基礎と大胆な応用力をみっちり学ぶ。2019年に京都・北白川に開いた自店は、誰もが馴染み深いホッとする味わいがコンセプト。ピーマンのシャキシャキ感が心地よいチンジャオロースや旨み深い海老チリなど、シンプルな中に磨き抜かれた技が見える料理の数々で、食いしん坊の心をつかんでいる。

使用したコンロは
クラスSプレミア[R]シリーズ

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writer

amakara.jp編集部

amakara.jp

関西の食雑誌「あまから手帖」(1984年創刊)から生まれたwebメディア「amakara.jp」を運営。カジュアル系からハレの日仕様まで、素敵なお店ならジャンルを問わず。お腹がすくエンタメも大好物。次の食事が楽しみになるようなワクワクするネタを日々発信中。