
中国料理『神戸元町別館牡丹園』の広東風牡蛎のお好み焼き
有名料理人直伝、大阪ガスのSiセンサーコンロのガス火で作るレシピをご紹介。神戸中華の名店『神戸元町別館牡丹園』の冬の名物料理、広東風牡蛎のお好み焼きを店主の王 文良(ブンリョウ)さんに伝授いただきました。「あまから手帖」編集顧問の門上武司をはじめ、ファンが多いメニューです。粗みじんに切った牡蛎を加えるのた濃厚な旨みの生地。焼いてからさらに追い油をして、揚げ焼きで仕上げたカリッモチッの食感もたまりません。材料も調味料も家庭にあるものでできるので、何度も作っていただきたい名作レシピです!
材料
- 4枚分
牡蛎…100g
〈A〉ニラ(みじん切り)…20g
〈A〉青ネギ(みじん切り)…15g
〈A〉ニンニク(みじん切り)…小さじ1/2
〈A〉卵…1個
〈A〉塩…小さじ1/4
〈A〉コショウ…少々
〈A〉沈殿片栗粉(※下記参照)…80g
サラダ油…適量
●沈殿片栗粉の作り方
ボウルに片栗粉100gと水100mlを入れる。混ぜずに5分ほどおいて、上澄みの水をしっかりと切る。
作り方
- 1
- ボウルに牡蛎を入れ、片栗粉(分量外)を入れてよく揉み、水で洗い流す。水気を拭き取り、庖丁で叩いて粗みじん切りにする。ザルに上げて1時間おき、水気を切る。
- 2
- フライパンにサラダ油大さじ1を入れ、「温度キープ機能」で「170℃」に設定する。①と〈A〉をよく混ぜ合わせ、スプーンで直径10㎝の円になるようにフライパンに流し入れる。焼き色が付いたらひっくり返し、両面をしっかりと焼き固める。
- 3
- サラダ油大さじ3を加え、「あぶり高温炒めモード」に設定する。フライパンをゆすりながらしっかりと焼き色が付くまで強火で揚げ焼きする。残った油をキッチンペーパーで拭き取り、器に盛る。
profile

中国料理『神戸元町別館牡丹園』 店主
王 文良(オウ ブンリョウ)さん
1954年創業の老舗広東料理店3代目。2代目の泰康(タイコウ)氏と共に、21歳から本格的に厨房に入り、料理人の道へ。伝統の味を守りつつ、材料・調理法の見直しや古い料理の再構築などにも日々取り組んでいる。
data
- 店名
- 神戸元町別館牡丹園
- 住所
- 兵庫県神戸市中央区元町通1-11-3
- 電話番号
- 078-331-6611
- 営業時間
- 11:00~14:30LO、17:00~20:00LO
- 定休日
- 水曜、祝日の場合は営業で翌日休

writer

amakara.jp編集部
amakara.jp
関西の食雑誌「あまから手帖」(1984年創刊)から生まれたwebメディア「amakara.jp」を運営。カジュアル系からハレの日仕様まで、素敵なお店ならジャンルを問わず。お腹がすくエンタメも大好物。次の食事が楽しみになるようなワクワクするネタを日々発信中。
recommend