『パネ ホ マレッタ』のカチャトーラ(猟師風)のドッグ

有名料理人直伝、大阪ガスのSiセンサーコンロのガス火で作るレシピをご紹介。今月の指南役は、創作パンを毎日100種以上焼き上げてパン好きに愛されている神戸の『パネ ホ マレッタ』の西脇健介さん。お店で人気の食パンで作るクロックムッシュとハード系のパンで作るホットドッグのアレンジレシピを教えていただきました。
煮込みチキンを豪快に挟んだドッグ。キノコの旨みや白ワインビネガーの爽やかな酸味、ローズマリーの香りと、ボリューム満点でも飽きのこない味わいです。

材料

  • 2人分
    ホットドッグ用パン(ハード系)…2本
    鶏モモ肉…1枚(約200g)
    [A]ニンニク(軽く潰す)…1片
    [A]オリーブ油…30㎖
    [B]玉ネギ(スライス)…50g
    [B]シメジ(ほぐす)…60g
    [B]塩…ひとつまみ
    [C]アンチョビ(ペースト)…5g
    [C]ケイパー…10g
    [D]白ワイン…100㎖
    [D]白ワインビネガー…20㎖
    [D]ローズマリー(半分に切る)…1枝
    塩・薄力粉…各適量

作り方

1
鶏モモ肉は、表面に軽く塩を振り、30分ほどおく。キッチンペーパーで水気を拭き、表面全体に薄く薄力粉をまぶす。
2
鍋に[A]を入れて弱火で熱し、香りが出てきたら、①の皮目を下にして焼く。しっかりと焼き目が付いたらひっくり返し、[B]を加えて炒める。全体に火が通ったら、[C]を加えて混ぜ合わせ、火を止める。
鶏肉を焼く
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3
②に[D]を加えて中火にかけ、コンロタイマーを5分に設定して煮る。鶏モモ肉は半分に切る。
鶏肉を煮る
短時間でも長時間でも煮る際はコンロに内蔵された「コンロタイマー(最大120分)」を使うと便利。時間が来るとブザーが鳴って自動消火します。
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4
「ココットプレート」にホットドッグ用のパンをのせ、「水なし両面焼グリル」に入れる。「オートメニュー」・「トースト」、焼き加減「標準」に設定して焼く。
バゲッドを焼く
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5
④に切り目を入れ、③を挟み、器に盛る。
チャトーラ(猟師風)のドッグ完成
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profile

『パネ ホ マレッタ』店主

西脇健介さん

フランス料理店での修業を経て、パン職人の道へ。大阪『ブーランジュリー タカギ』など、人気ベーカリーで経験を積み、2017年自店を開店。パン激戦区の神戸であえて品数で勝負し、一躍人気店に。クロックムッシュ、ホットドッグ、クロワッサンダマンドは常時10種類以上、全部で120種近くを焼き上げ、パンを選ぶ楽しさを提供。国産の小麦・米粉・バターで作り上げるもちもちの食パン「誉」は、開店後すぐに売り切れるほど。食感や味わいに工夫を凝らして “どこにもない”個性を打ち出し、パン好きを虜にしている。三宮駅近くに販売店『ピッコロ ホ マレッタ』もある。

使用したコンロは
クラスSプレミア[R]シリーズ

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writer

amakara.jp編集部

amakara.jp

関西の食雑誌「あまから手帖」(1984年創刊)から生まれたwebメディア「amakara.jp」を運営。カジュアル系からハレの日仕様まで、素敵なお店ならジャンルを問わず。お腹がすくエンタメも大好物。次の食事が楽しみになるようなワクワクするネタを日々発信中。