『VICOLO(ヴィーコロ)』のナスのカポナータ

有名料理人直伝、大阪ガスのSiセンサーコンロのガス火で作るレシピをご紹介。今月の指南役は、神戸トアウエストの路地裏にあるイタリア料理店『VICOLO(ヴィーコロ)』の田邉成雄(しげお)さん。シンプルなクラシック料理に定評のある田邉さんに、スパイスや酸味でメリハリを利かせた軽やかな味わいのメニューを教えていただきました。
揚げナスの甘酢煮込み・カポナータをアレンジ。とろりとジューシーに素揚げした米ナスに、角切り野菜のソースをかけたサラダ仕立て。夏のおもてなしメニューにもおすすめです。

材料

  • 2人分
    米ナス(4等分の輪切り)…1本
    フルーツトマト(湯剥きしてくし切り)…2個
    [A]赤パプリカ(5mm角に切る)…1個
    [A]ズッキーニ(種を取り除いて5mm角に切る)…1本
    [A]赤玉ネギ(5mm角に切る)…1/2個
    [A]赤ワインビネガー…小さじ2と1/2
    [A]塩…ひとつまみ半
    [A]コショウ…少々
    オリーブ油…150㎖
    塩・薄力粉・デュカスパイス(中東のミックススパイス)・ミックススプラウト・EXVオリーブ油・黒コショウ…各適量

作り方

1
[A]をボウルに合わせ、フルーツトマトを加えて冷蔵庫で冷やす。
2
米ナスの両面に隠し庖丁をする。軽く塩を振って2〜3分おき、キッチンペーパーで水気を拭く。
3
フライパンにオリーブ油を敷き、温度キープ機能を170℃に設定する。②を加え、油を回しかけながら、表面がキツネ色になるまで揚げ焼きする。
ナスを揚げる
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4
器に③を盛り、①を適量かけ、デュカスパイス、ミックススプラウトを添える。EXVオリーブ油を回しかけ、黒コショウを振る。
ナスのカポナータの完成
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profile

『VICOLO』店主

田邉成雄さん

神戸市中央区出身。ホテルでのフレンチ修業を経て、芦屋のイタリア料理『バーカロ』(現閉店)などで約27年間腕を磨き、満を持して2019年に独立。トアウエストの小さな路地に隠れ家的なイタリア料理店をオープン。仕込みから調理、接客まで田邉さん一人でこなす。飾りを削ぎ落したシンプルなクラシックな料理に、フランス料理を織り交ぜたメニューをさまざまなワインと共に提供。大人がゆったり心地よく過ごせる店ながら、月1回お子様同席可能な日を設けるなどして、ファミリー層のファンも増やしている。

使用したコンロは
クラスSプレミア[R]シリーズ

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writer

amakara.jp編集部

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関西の食雑誌「あまから手帖」(1984年創刊)から生まれたwebメディア「amakara.jp」を運営。カジュアル系からハレの日仕様まで、素敵なお店ならジャンルを問わず。お腹がすくエンタメも大好物。次の食事が楽しみになるようなワクワクするネタを日々発信中。