『ラ・シュミネ』の紅葉鯛のベニエと秋ナスのカルパッチョ風

有名料理人直伝、大阪ガスのSiセンサーコンロのガス火で作るレシピをご紹介。今月の指南役は、神戸・岡本にあるフレンチレストラン『ラ・シュミネ』の阿部真也シェフに、秋の食材を使ったフレンチレシピを教えていただきました。ブイヨンは不要、素材を生かしたシンプルな味付けで、気軽に作れる簡単メニューです。
今回は鯛のベニエを焼きナスと共にいただくおしゃれな一皿。焼きナスのとろける食感と、ベニエに忍ばせたミックススパイスの五香粉がほのかな香りがポイントです。

材料

  • 2人分
    鯛(切り身、ひと口大に切る)…100g
    ナス…3本(約300g)
    アンチョビ(フィレ、細切り)…1枚
    黒オリーブ(塩漬け、薄切り)…4個
    塩・コショウ…各適量
    五香紛(ウーシャンフェン)…適量
    天ぷら粉・揚げ油…各適量
    EXVオリーブ油…適量
    ブロッコリースプラウト…適量

作り方

1
水なし両面焼グリルに「焼網」をセットし、ナスを並べる。火力を「上火:強、下火:強」、タイマーを12分に設定して焼く。氷水に落とし、皮を剥く。薄くスライスする。
ナスを焼く
上下からガス火でグリル調理。付属の焼網を使用すれば、上下強火の火加減で、香ばしく風味を凝縮して焼き上げることができます。
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鯛に塩・コショウ、五香紛を軽く振り、適量の水で溶いた天ぷら粉を付ける。「温度キープ機能」で180℃に設定した揚げ油に入れ、カリッとするまで揚げる。
鯛を揚げる
揚げ物は温度を一定にキープできる「温度キープ」機能で。130~220℃が選択できるので、揚げ物に適温の180℃もボタン一つで維持できます。
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3
皿の中央に①を1枚ずつ並べて盛り、その上にアンチョビとオリーブを散らし、EXVオリーブ油を回しかける。②をのせ、ブロッコリースプラウトを天に盛る。
『ラ・シュミネ』の紅葉鯛のベニエと秋ナスのカルパッチョ風の完成
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profile

『ラ・シュミネ』店主

阿部真也さん

神戸市出身。辻調理師専門学校卒業後、『神戸ポートピアホテル』に入社し、約20年間経験を積む。最上階にあった『アラン・シャペル(現在は閉店)』では6年間務め、フランス・ミヨネーの本店でも研修。2012年に自店をオープン。オマール海老の料理や若鶏のベッシー包みなど『アラン・シャペル』のスペシャリテを継承するほか、神戸産野菜など地域に根付いた食材を活かした料理を提供。マダムの亜矢さんと夫婦でもてなす温かい雰囲気も評判で、近隣のマダムやファミリーを中心に支持を集めている。

使用したコンロは
クラスSプレミア[R]シリーズ

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