『ラ・シュミネ』の大豆のカスレ仕立てグラタン

有名料理人直伝、大阪ガスのSiセンサーコンロのガス火で作るレシピをご紹介。今月の指南役は、神戸・岡本にあるフレンチレストラン『ラ・シュミネ』の阿部真也シェフに、秋の食材を使ったフレンチレシピを教えていただきました。ブイヨンは不要、素材を生かしたシンプルな味付けで、気軽に作れる簡単メニューです。
白インゲンの代わりに大豆を使い、じっくり蒸し煮にして滋味深いカスレに仕立てました。肌寒くなってくるこの時期は、熱々のグラタンでお召し上がりください。

材料

  • 4人分
    [A]大豆(水煮)…400g
    [A]トマト(芯を取って角切り)…400g
    [A]玉ネギ(5㎜角に切る)…100g
    [A]ベーコン(ブロックを5㎜幅に切る)…240g
    [A]ニンニク(粗みじん切り)…1片
    [A]塩・コショウ…各少々
    [B]パルメザンチーズ…50g
    [B]パン粉(細目)…50g

作り方

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ザ・ココットに[A]を入れて蓋をする。コンロにかけ、「オートメニュー」の「無水調理」を選択し、沸騰後の時間を30分に設定して点火する。
野菜を蒸し煮にする
野菜たっぷりの具材の蒸し煮にする際は、オートメニュー「無水調理」で。食材の持つ水分を利用して調理するので、旨みや香りがより凝縮し、風味豊かに仕上がります。
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①を耐熱容器に分け入れ、[B]を振る。「焼網」をセットした水なし両面焼グリルに入れ、火加減「上:強火、下:弱火」、タイマーを8分に設定し、こんがりと焼き目を付ける。
『ラ・シュミネ』の大豆のカスレ仕立てグラタン
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profile

『ラ・シュミネ』店主

阿部真也さん

神戸市出身。辻調理師専門学校卒業後、『神戸ポートピアホテル』に入社し、約20年間経験を積む。最上階にあった『アラン・シャペル(現在は閉店)』では6年間務め、フランス・ミヨネーの本店でも研修。2012年に自店をオープン。オマール海老の料理や若鶏のベッシー包みなど『アラン・シャペル』のスペシャリテを継承するほか、神戸産野菜など地域に根付いた食材を活かした料理を提供。マダムの亜矢さんと夫婦でもてなす温かい雰囲気も評判で、近隣のマダムやファミリーを中心に支持を集めている。

使用したコンロは
クラスSプレミア[R]シリーズ

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