『ラ・シュミネ』の若鶏と栗のフリカッセ

有名料理人直伝、大阪ガスのSiセンサーコンロのガス火で作るレシピをご紹介。今月の指南役は、神戸・岡本にあるフレンチレストラン『ラ・シュミネ』の阿部真也シェフに、秋の食材を使ったフレンチレシピを教えていただきました。ブイヨンは不要、素材を生かしたシンプルな味付けで、気軽に作れる簡単メニューです。
鶏肉やキノコの旨みと生クリームのコクがとけあった、秋の煮込み料理。クリーミーな味わいの中、栗のホクッと優しい甘みがアクセントです。

材料

  • 4人分
    鶏モモ肉(ひと口大に切る)…約500g
    玉ネギ(5㎜角に切る)…200g
    マッシュルーム(スライス)…200g
    シメジ(石突きを取ってほぐす)…100g
    ブロッコリー(小房に分ける)…120g
    栗の水煮(甘露煮でも可、ひと口大に切る)…120g
    白ワイン…100㎖
    生クリーム(乳脂肪分47%)…200㎖
    サラダ油…大さじ1
    塩・コショウ・薄力粉…各適量
    バゲット…適宜

作り方

1
鍋に湯を沸かし、1%の塩を加えてブロッコリーを1分ほど湯がき、ザルに上げる。
2
鶏モモ肉に塩・コショウを軽く振り、薄力粉をまぶす。サラダ油を入れて熱したフライパンで皮目を下にして中強火で焼く。こんがりと焼き目が付いたら裏返して両面焼く。出た脂をキッチンペーパーで拭き取る。
鶏肉を炒める
10
3
玉ネギを加え、しんなりとしたらマッシュルームとシメジも加えて中火でじっくり炒める。キノコ類もしんなりとしてきたら白ワインを加えて蓋をし、コンロタイマーを5分に設定して弱火で煮る。生クリームと栗を加えてひと煮立ちさせる。塩で味を調える。
生クリームを加えて煮込む
10
4
器に盛って①を飾り、バゲットを添える。
若鶏と栗のフリカッセの完成
10

profile

『ラ・シュミネ』店主

阿部真也さん

神戸市出身。辻調理師専門学校卒業後、『神戸ポートピアホテル』に入社し、約20年間経験を積む。最上階にあった『アラン・シャペル(現在は閉店)』では6年間務め、フランス・ミヨネーの本店でも研修。2012年に自店をオープン。オマール海老の料理や若鶏のベッシー包みなど『アラン・シャペル』のスペシャリテを継承するほか、神戸産野菜など地域に根付いた食材を活かした料理を提供。マダムの亜矢さんと夫婦でもてなす温かい雰囲気も評判で、近隣のマダムやファミリーを中心に支持を集めている。

使用したコンロは
クラスSプレミア[R]シリーズ

詳しくはこちら