【いますぐレシピ】『ラ・ピニャータ』フルーツトマトのポモドーロ

イタリア語でトマトを意味する「ポモドーロ」。トマトソースの定番で、水煮缶やプチトマトなどを使った様々なレシピがある。
プーリア料理を謳う『ラ・ピニャータ』溝口淑之シェフのオリジナルは、フルーツトマトで”いますぐ”できる軽い煮込み。太めのスパゲッティをトマトと約2分煮て、フレッシュ感を生かすのが溝口流。

ワンスクロール レシピ

スパゲッティを0.8%の塩水で9分茹でる。その間にオリーブ油でみじん切りのニンニクを熱する。火から外し、角切りのフルーツトマトとパスタの茹で汁90ml、スパゲッティを加え、トマトのとろみが出るまで約2分煮込む。パルメザンチーズ・塩・EXVオリーブ油で味を調えて皿に盛り、バジルを飾る。

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材料(1人分)

パスタ(スパゲッティ1.8㎜)…80g
フルーツトマト(角切り)……120g
ニンニク(みじん切り)…5g
パルメザンチーズ…7g
塩…ひとつまみ
0.8%の塩水(水2L+塩16g)…2L
オリーブ油…10ml
EXV(エキストラバージン)オリーブ油…小さじ1
バジル…適量

詳しい作り方とポイント

ポイント1
太めのスパゲッティを硬めに茹でる

溝口シェフはイタリアの乾麺一大生産地・グラニャーノ産のスパゲッティを愛用。「表面がざらっとしているので、ソースがよく絡むんですよ」。入手しやすい「ディ・チェコ」や、オーガニックのスパゲッティでも。もちっとした食感が楽しめ、食べ応えのある直径1.8㎜を選ぶべし。袋の表示の茹で時間は約11分でも、後から煮込むので2分短く茹でること!

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ポイント2
トマトのフレッシュ感を残して軽く煮込む

トマトを生かしたソースなので、甘くて水分が多いフルーツトマトがベストチョイス。オリーブ油にニンニクの香りを移したら、焦げないよう一度火から外し、トマトと茹で汁を。スパゲッティを入れる直前に加熱を始め、フレッシュ感を残すよう中火で2分。最後にトマトを潰しながら煮込むと、とろみがよく出る。煮詰まりすぎたら、茹で汁で調整を。

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ポイント3
パルメザンチーズとオリーブ油で乳化させる

仕上げの調味は、必ず火を止めてから。トマトの甘みによって、パルメザンチーズ・塩・EXVオリーブ油の量が変わるので、好みで微調整を。全体をよく混ぜ合わせ、トマト煮込みの水分、チーズとオイルの油分を「乳化」すると、ソースとパスタの一体感がぐっと増す。

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教えてくれたのは、溝口淑之シェフ
1975年、福岡県小倉生まれ。辻調理師専門学校在学中、とあるイタリアンで松本喜宏シェフ(現『トラットリア・パッパ』)のアクアパッツァに感動し、イタリアンの道へ。大阪で数軒を経験した後、一世を風靡した『マーブル・トレ』に入店。系列店でシェフを務めた。プーリア人が営む西宮市のイタリアンで厨房を任され、プーリア料理に開眼し、2013年、『ラ・ピニャータ』を開店。19年に2号店『マンジャエベーヴィ!! 』、24年には大阪駅直結のバルチカ03にバールも展開している。

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