京都・西陣の閑静な住宅街でスペシャルティコーヒーを。

京都・西陣エリアに2022年にオープンした『風とCOFFEE 喫茶カゼコ』。焙煎所を営んでいた店主が一杯ずつハンドドリップするスペシャルティコーヒーや、ヌガーグラッセなどのオリジナルスイーツがいただけます。

スタンドからカフェへ

日本の伝統的工芸品・西陣織の産地として有名な京都・西陣エリア。歩いていると機織りの音が聞こえてくる風情ある街です。そんなエリアに2022年にオープンした喫茶店があります。店主の森風渡(もりかぜと)さんは元々コーヒースタンドを営んでいました。その後、焙煎所『風とCOFFEE西陣京極店』移転オープン。喫茶店としても使われていた現在の店舗に出合ったことで「街中のコーヒースタンドでスペシャルティコーヒーを出すより、ギャップがあっておもしろいかなと思って」と、『風とCOFFEE 喫茶カゼコ』をオープンしました。

『風とCOFFEE 喫茶カゼコ』外観
赤煉瓦と白壁が印象的な外観。
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スペシャルティコーヒーは4~8種も

『風とCOFFEE 喫茶カゼコ』ハンドドリップ
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スペシャルティコーヒーは常時4〜8種類もラインナップ。注文が入ると、自ら焙煎した浅煎りのコーヒー豆を使って一杯ずつ丁寧にハンドドリップしていきます。

ウォッシュがかかったエチオピアは複雑なフルーツ味や紅茶のような上品な風味が、ナチュラル精製のニカラグアはまるで赤ワインのような風味です。いろんな方にコーヒーを楽しんでいただけるようにと、中深煎りのブレンドやマシンで抽出するエスブレッソ系ドリンクも用意。詳細な豆の風味については壁の貼り紙に書かれているのでぜひご一読を。

コーヒーと相性の良いスイーツも。抹茶ほうじ茶生チョコタルトやアイスケーキのようなヌガーグラッセなど、オリジナリティ溢れるメニューがあります。

『風とCOFFEE 喫茶カゼコ』スイーツ
エチオビプ アシュナフィウォッシュド550円と、抹茶ほうじ茶チョコタルト600円(セットは50円引き)。
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店は北野天満宮もほど近く。ひとりでも入りやすいカウンター席やまったりできるソファ席もあるので、ぜひふらりと立ち寄ってみてください。

『風とCOFFEE 喫茶カゼコ』内観
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amakara.jp編集部

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関西の食雑誌「あまから手帖」(1984年創刊)から生まれたwebメディア「amakara.jp」を運営。カジュアル系からハレの日仕様まで、素敵なお店ならジャンルを問わず。お腹がすくエンタメも大好物。次の食事が楽しみになるようなワクワクするネタを日々発信中。