大阪・淡路『黒毛和牛焼肉 龍』で〝鳥取いなば万葉牛″を満喫

知る人ぞ知る牛肉ブランド〝鳥取いなば万葉牛″のロース、中落ちカルビから、聞き慣れないカメノコやしゃもじまで。大阪・淡路の駅近にある『黒毛和牛焼肉 龍』では、希少な部位も気兼ねなくいただけます。

主役は〝鳥取いなば万葉牛″

阪急淡路駅の東出口からすぐ。『黒毛和牛焼肉 龍』があるのは、様々な店が立ち並ぶ賑やかなアーケードの一角です。 店内入口の看板からお分かりの通り、肉の主役は〝鳥取いなば万葉牛″。鳥取県を代表するブランド牛のひとつで、指定生産者は現在県内に6農場のみ。「おかわりしたくなる霜降り」をコンセプトに、厳しい選定基準をくぐり抜けた牛肉です。 その上等な味わいに惚れ込んだ店主の塩田敢右(かんすけ)さんは、2016年の開業以来、この鳥取いなば万葉牛ひと筋です。

『黒毛和牛焼肉 龍』の外観イメージ
お店の外観。
『黒毛和牛焼肉 龍』の店主&店内
店主の塩田さんは地元・淡路出身。かつて40年前にお父様が淡路エリアで営んでいた焼肉店の名前だけを受け継ぐ形で店を開きました。
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風味豊かな赤身もぜひお試しを

「ウチで扱っているのは、僕が最も信頼する『谷口畜産』の牛肉オンリー。見た目の美しさが、肉質の良さを物語っていますよね。海塩を添えていますが、ツウな方からは旨みがあるから塩なしでもおいしいとお声をいただいています」。 塩田さんが自信を持ってイチ押しするロースは、きめ細やかなサシ(脂)の入り方。表面を香ばしく焼けば、サクリと歯切れがよく、まるで上等なバターのようなキレの良い脂質を実感できます。 赤身と脂の優れたバランスを知るなら、バラの中でもヒレに近いカイノミを、赤身ならではの香りやコクを味わうなら内モモの一部・ヒウチを。バラ肉なら笹肉やウチハラミなど6部位に、モモ肉ならカメノコ、しゃもじなど8部位にと、部位を細かく分けた品書きからも、主の〝鳥取いなば万葉牛″をうかがえます。

『黒毛和牛焼肉 龍』のロースとヒウチ
鳥取いなば万葉牛ロース6枚2570円、鳥取いなば万葉牛のカイノミ3950円。ロースはほんの少し塩を付けるのがおすすめの食べ方。ヒウチは白ワインが隠し味のあっさり醤油ダレでも。
『黒毛和牛焼肉 龍』のヒウチとランプ
鳥取いなば万葉牛のヒウチ3950円、ランプ3950円。
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土日の昼限定の万葉牛カレーは必食!

冷麺やスンドゥブなど焼肉以外のメニューの中で、リピーターが増え続けているのが、土日昼限定で提供するグルテンフリーの万葉牛カレーです。 ネックをメインにトモバラなどの端肉もたっぷり使って、玉ネギやセロリなどの香味野菜でとった野菜だし、40種類ものスパイスと共に計8時間かけて煮込んだ逸品は、贅沢にも100gもの万葉牛入り。ご飯は小粒でシャキッと粒立ちがよい鳥取県産のコシヒカリを使用しています。 こってり感のあるすじカレーもあって、こちらはスジ肉が130g入り。毎週各40食限定で、運が良く残っていればテイクアウトも可能です。

『黒毛和牛焼肉 龍』の万葉牛ごろごろカレー
万葉牛ごろごろカレーは1500円。すじカレーは1100円。余分な脂はキレイに取り除いているので、コクはあるけど後口は軽やか。肉の味が生きるよう、辛みは穏やかです。
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