鉄道好きが集まる立ち飲み店。大阪・上本町『鉄道バー 駅』。

大阪・上本町で、鉄道好きが集う『鉄道バー 駅』。ここでは近鉄電車に夢中になること50年以上の“駅長”こと大西俊浩さんが集めた鉄道グッズをアテに、お酒を楽しめます。

鉄道好きが集まる立ち飲み店

近鉄・大阪上本町駅と直結している名物ビル「うえほんまちハイハイタウン」。地下1階は飲食フロアになっており、さまざまな店がひしめき合っています。その一角にある、かつての国鉄キハ58系を模した外観が映える『鉄道バー 駅』は、その名の通り夜な夜な鉄道好きが集まる立ち飲み店です。

『鉄道バー 駅』外観
「うえほんまちハイハイタウン」地下1階、フロアの南側にお店はあります。唯一無二の店構えにも、楽しめるポイントがいっぱいです。
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店を営むのは“駅長”を務める大西俊浩さん。大西さんが東京で働いていた頃に通い詰めていたのは、鉄道好きが集う立ち飲み店。故郷の大阪へ戻るにあたり、「ぜひ自分が生まれ育った近鉄沿線でこんな店をやれたら…」という思いを、2012年に近鉄の駅が直結しているこの場所で叶えました。

『鉄道バー 駅』内観、駅長の大西さん
大西さんは「駅長」さん。乗り鉄、撮り鉄など「大西さんは何鉄ですか?」の質問には「近鉄です!」と即答するほど、幼い頃から大の近鉄好き。
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鉄道グッズを愛でつつ一杯

大西さんの私物を飾るところから始まり、今やお客さんからいただいたものも加わっている鉄道グッズは「細かくカウントしたら200ぐらいですかねぇ」と言うけれど、パッと見だけでも1000近くあるのでは? というほど圧倒的な物量! これらを手に取りながらお酒を飲めるのが、こちらでの楽しみです。

『鉄道バー 駅』吊り革
カウンター頭上には、関西の鉄道各社のさまざまな時代に使われていた吊り革が。
『鉄道バー 駅』月刊『鉄道ファン』
月刊『鉄道ファン』も豊富に揃います。ツウはビールを片手に分厚い『JR時刻表』をめくりながら、次の旅の計画を立てるのだとか。
『鉄道バー 駅』看板
店内にある鉄道グッズの中でも一番の物量を誇るのが、路線や行き先を示す看板。店内の壁にもたくさん貼られています。
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フードは駄菓子や缶詰など、おつまみがメイン。大西さんと、そして鉄道好きのお客さんとの会話を楽しむ夜へ「出発進行」!

『鉄道バー 駅』フード
缶詰は400円区間〜、駄菓子は100円区間。店内の価格は全て「区間」で表示! 生ビール500円区間、ワンカップ酒500円区間〜。
『鉄道バー 駅』日本酒
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amakara.jp編集部

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関西の食雑誌「あまから手帖」(1984年創刊)から生まれたwebメディア「amakara.jp」を運営。カジュアル系からハレの日仕様まで、素敵なお店ならジャンルを問わず。お腹がすくエンタメも大好物。次の食事が楽しみになるようなワクワクするネタを日々発信中。