豚の全部位が味わえる“豚専門中華”!大阪・大正『大阪焼売珍 大正店』

尻尾と鳴き声以外は食べられるとされる豚。そのあらゆる部位がチャイニーズ仕立てで味わえる『大阪焼売珍 大正店』。あの『焼とんyaたゆたゆ』が展開する最新店。肉肉しい大ぶりの焼売、パリパリチュルリの焼豚足は必食です!

ありそうでなかった“豚中華”

豚肉に馴染みの薄い関西に焼とん文化を根付かせた『焼とんyaたゆたゆ』グループの『大阪焼売珍』。ウラなんばに続いてオープンしたここ2号店は、JR大正駅からすぐ、高架沿いのちょっとディープな場所に。脳みそから足先まで、豚のあらゆる部位が味わえるという、ちょっと珍しい豚専門のチャイニーズです。

『大阪焼売珍』外観
高架沿いにある非日常的な空気にそそられます。名物の焼売と豚足など、テイクアウトも可能。
『大阪焼売珍』外観
異国の雰囲気漂う店内には、カウンター席もあっておひとり様も歓迎!
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看板メニューは、店名にもなっている大粒で肉々しい焼売。ノーマルな「蒸焼売」だけでなく、平らにして香ばしく焼いた「焼焼売」やスープ仕立ての「水焼売」もあって、3種の食べ比べができるのも魅力的です。

『大阪焼売珍』の焼売3種
蒸焼売、焼焼売、各429円、水焼売462円(1人前3個)。追加は、1個からOK。
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もうひとつの名物が、焼豚足。表面の皮を破らないようにとろ火で10時間以上炊き、一度冷凍させて皮の水分を抜き…と、手間暇かけた豚足をガス火で15分。仕上げに醤油ベースのタレを絡めて焼き上げます。皮はパリッパリで香ばしく中はチュルチュル。「豚足嫌いの人も食べられると人気です」とマネージャーの竹内勇滋さん。

『大阪焼売珍』の焼豚足
焼豚足1本528円。他にはちょっとない衝撃的な味わい。
『大阪焼売珍』マネージャーの竹内さん
“謎の中国人、珍さん”というキャラクター設定で中華鍋を振るマネージャーの竹内さん。
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気になる豚メニューがずらり!

写真付きのメニューの中でも、ひときわ目を引く一品が豚ヘレユッケ。低温調理で仕上げたヘレ肉にオリジナルの紅油(ホンヨー)ソースを合わせ、真ん中にツヤピカの卵黄をぽとり。ラー油ベースの甘辛い紅油ソースがしっとり柔かなヘレ肉にマッチしてお酒が進む美味しさです。

『大阪焼売珍』の豚ヘレユッケ
豚ヘレユッケ 紅油ソース748円。日本人向けにマイルドにアレンジした、ラー油ベースの甘ユッケダレが、しっとりヘレと相性抜群!
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器から溢れるように盛り付けられたガッツリした旨辛麻婆豆腐や炙り脳味噌、豚の煮凝りなどなど、他ではお目にかかれない珍しい豚料理もいろいろ。一度では制覇しきれないので通うしかなさそう。 ちなみにランチタイムの営業もしているので、駅近で昼呑みできるのも嬉しいポイントです。

『大阪焼売珍』の旨辛麻婆豆腐
ガッツリ系の痺れる旨辛麻婆豆腐858円。お酒は焼酎をジャスミン茶などのお茶で割ったオリジナルの茶酎(チャーチュー)がおすすめ。すっきりと油を切ってくれるので、料理が進みます。
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