京都・伏見『料理屋 しん谷』で店主自慢のすっぽん料理を。

京阪各線中書島駅より徒歩3分。町屋を改装した『料理屋 しん谷』でいただけるのは、店主が愛情を注ぐすっぽん料理。料亭仕込みの季節料理やお値打ちのランチも魅力です。

名店で身につけた料理の腕

すっぽん鍋が名物の大阪『花錦戸』などの名店で十数年腕を磨いた店主の新谷洋介さん。その後、神戸『植むら』で料理長を務め、2019年に奥様の実家が近い伏見にて独立しました。

『料理屋 しん谷』店主の新谷さん
「6mの一枚板をカウンターとテーブルに仕立てました」と新谷さん。
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溢れるすっぽん愛

名物はすっぽん料理。冬眠期以外は、主に熊本産の天然ものを使うそう。「天然ものは首が長く、捌く時は要注意ですけど、スープの力強さが格別なんです」。そう話す通り、小鍋仕立てのスープは濃厚で、ひと口飲む度に滋養が体に沁み渡るよう。

『料理屋 しん谷』熊本天然すっぽん 小鍋仕立て
熊本天然すっぽん 小鍋仕立て1620円。白ネギを加えて信楽焼の小鍋で煮立たせ、最後にショウガ汁を搾ります。
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なんと、贅沢にもすっぽんスープを使っただし巻きも。熱々でふわふわとしただし巻きからは、すっぽんのエキスがジュワッと溢れ出ます。

『料理屋 しん谷』スペシャルだし巻き
卵3個とすっぽんのスープで作るスペシャルだし巻き1200円。
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数々の料亭で経験を積んだ新谷さんは、炭火を使った焼き物のレパートリーも豊富。例えば幽庵地に浸けたカマスで、軽く炙った松茸を巻いた品や、自家製の辛み調味料を添えた焦げ目が香ばしい熟成豚、カツオの藁焼きなど。どれもが日本酒に合い、お酒好きにはたまりません。

『料理屋 しん谷』カマスの幽庵焼きと松茸
炭火で香ばしく焼き上げたカマスの幽庵焼きと松茸1650円。
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20品以上楽しめる「玉手箱ランチ」も!

手間をかけた料理をリーズナブルに楽しめるランチも人気。三段のお重で仕立てた玉手箱ランチは、お造り盛合せや焼き物、温かい料理等、計20品が詰められていて、お値段は2750円。名物のスッポンスープも追加で付けられるので、ぜひ一緒にどうぞ。

『料理屋 しん谷』玉手箱ランチ
玉手箱ランチ2750円。土鍋ご飯とデザート付き。
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amakara.jp編集部

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関西の食雑誌「あまから手帖」(1984年創刊)から生まれたwebメディア「amakara.jp」を運営。カジュアル系からハレの日仕様まで、素敵なお店ならジャンルを問わず。お腹がすくエンタメも大好物。次の食事が楽しみになるようなワクワクするネタを日々発信中。