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自家製生パスタと薄焼きピッツアが自慢。 カジュアルなイタリアンの新店『Motomachi Timo』

神戸・元町駅北側に、自家製生パスタと薄焼きピッツアが自慢のイタリアンがオープン。料理人歴40年以上のベテランシェフによる熟(こな)れた料理は、子どもから大人まで幅広い世代に好まれそうです。

生パスタと薄焼きピッツアが看板

神戸・元町、鯉川筋から少し西に入ったイタリア国旗が目印。この場所に以前あった店から『Motomachi Timo(モトマチティモ)』という名を引き継ぎ、今年1月に新たな店としてスタートしました。自家製生パスタと薄焼きピッツアが看板メニューのカジュアルなイタリア料理店です。

『Motomachi Timo』の外観
外国の路地にある食堂のような店外観。白を基調に、木や石遣いが温かい雰囲気を醸し出しています。
ALT:『Motomachi Timo』の店内
店内に入ると奥に意外と広く、ゆったりとテーブルが配されています。~28名までの貸切りパーティーも可能。
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一つ目の看板料理である生パスタは、兵庫県産の小麦粉とデュラムセモリナ粉をブレンドした自家製麺で、ツルツルと滑らかな舌ざわりとモチモチ食感が秀逸! 夜のアラカルトでは、「海老とズッキーニのジェノベーゼ」や「モンテギーリ(ミートボール)トマトクリーム」など7種がラインアップ。店長おすすめの「蛤とフレッシュトマトのペペロンチーノ」は、ハマグリの上品な旨みとトマトの爽やかな酸味が弾力ある麺にしっかりと絡んだ、シンプルながら滋味溢れる一皿です。

二つ目の看板料理、定番から季節メニューまで6~8種を揃える薄焼きピッツアは、パリパリとクリスピーな生地が軽やか! ディナータイムは直径25㎝以上ある大判サイズで供されますが、チーズが溶けた熱々パリパリ食感がたまらなく、ワイン片手にペロリと食べられるおいしさです。

『Motomachi Timo』の自家製生パスタ
蛤とフレッシュトマトのペペロンチーノ1400円。唐辛子やニンニクを利かせ過ぎず、小麦の風味や食感を生かした軽やかな味わい。
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『Motomachi Timo』のピッツア
鶏ハラミ炭火焼とベーコンのジェノベーゼ ピッツア1500円。炭火が香るぷりぷりの鶏ハラミを爽やかなバジル風味が引き立てます。
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料理を担うのは、ホテルやレストランの洋食部門で40年以上腕を振るってきた岩坂和也さん。「特別なことは何もしていない」と謙遜されますが、パスタでもピッツアでも食べ手を夢中にさせるおいしさの真髄をつく味わいは、豊かな経験と確かな技術に裏打ちされています。

また、系列店に野菜・食品の産地直売所『好きやde西播磨』あり、兵庫県播磨産のフレッシュな旬野菜を使用しているのもこの店の強み。「昼は、旬素材のパスタ3種から選べるパスタランチ(1400円)やパスタとピッツアの両方が楽しめるピッツアランチ(1600円)があるので、まずは気軽にお試しください」。

『Motomachi Timo』の料理長・岩坂和也さん
フレンチ、イタリアンなど経験に富む料理長の岩崎和也さん。カウンター席では調理風景を臨場感たっぷりに味わえます。
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リピート必至!牛ホホ肉の煮込み

そしてもう一つ、「一度食べた人は必ずリピートする」という自慢のメニューが、牛ホホ肉の赤ワイン煮込み。まずは、マルーン色のソースの艶やかな美しさと芳しい香りにうっとり。そして、箸を入れるとほろほろと崩れるホホ肉の柔らかさに感嘆し、口に運べばトロトロの肉片にフルーティーなソースが絡んで至福のおいしさが押し寄せます。2日間じっくり煮込んで完成する手間がかりの深い味に酔いしれ、心を掴まれる人が多いのも納得。今後ますますファンが増えそうです。

『Motomachi Timo』の牛ホホ肉の赤ワイン煮込み
牛ホホ肉の赤ワイン煮込み2700円。肉塊の形はキープしつつもトロトロの柔らかさに仕上げた逸品。
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