
ジェラートとマンマ直伝ローマの“おやつ”。 武庫之荘『パスティッチェリア ジェラテリア ビアンカ』
「チャオ!」フレンドリーなご夫婦がお出迎え
阪急武庫之荘駅から北へ数分のところにあるブルーのテントが目印の『ビアンカ』は、イタリアの焼き菓子とジェラートのお店。扉を開ければ「チャオ!」と陽気な笑顔で迎えてくれるのは、トスカーナの名店でジェラートを学んだお菓子職人の古賀裕美さんとローマ出身のアンジェリーニ・ロベルトさんご夫妻。
ブルーとイエローで統一された可愛らしいお店のカウンターには、北から南までイタリア各地の焼き菓子がぎっしり。ジェラートは、定番のミルクやピスタチオのほか、ミカンやイチゴ、桃など、農家直送の果物を丸ごと使った物など、常時6〜7種ほどが用意されています。
“旬”のジェラートパフェはイートイン限定
ジェラートや焼き菓子をテイクアウトするお客さんも多いけれど、見逃せないのが、イートイン限定の季節のパフェ。冬から春先にかけては佐賀県産のいちごとお米のジェラートを合わせたパフェが登場。お米のジェラートには、硬めに炊いたお米が入っていて、プチプチとした粒感がとてもいいアクセントに。ほうじ茶のクランブルが入った玄米茶のセミフレッドの香ばしさと苦み、底にはすっきりした甘みのいちごのコンポートを忍ばせて、酸味や甘み、苦みのハーモニーで飽きることなく楽しませてくれます。
いちごの季節が終わると次はナッツやコーヒーのパフェが登場予定。晩夏にはイチジク、冬はミカン、秋には栗と、季節によって変わるので「今日はどんなパフェが?」と、いつ来てもワクワク楽しみがつきません。
イタリアのマンマ直伝、素朴な焼き菓子
店名の『ビアンカ』は、ロベルトさんのお母さんの名前なんだそう。「ローマの伝統的なお菓子は、どれもお母さんに教えてもらったんです」と裕美さん。ローマのパスティッチェリアで働きながら暮らした2年の間には、お母さん直伝の焼き菓子をはじめ、イタリア各地の郷土菓子も学んだのだとか。「特別な日のお菓子より、暮らしの中で楽しむ“おやつ”が作りたいんです」と裕美さん。イタリア人のお客さんも多く「ローマでも、近ごろはこんなに伝統的なおやつが揃う店はない」と喜んでくれるのだそう。
料理やお菓子には、作り手の人柄が出るというけれど、ここの焼き菓子は、まさしくそれ。定番のものからバレンタインやクリスマスなど季節のイベントに合わせたものまで、一つ一つ愛情たっぷりに手作りした「おやつ」は、素朴で温かくて、自然に顔がほころぶ優しい味わい。贈り物にはもちろん、自分へのご褒美にもぜひ!
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- 店名
- パスティッチェリア&ジェラテリア ビアンカ
- 住所
- 尼崎市武庫之荘東1-16-1武庫之荘サンパレス1階
- 電話番号
- 06-6439-7948
- 営業時間
- 10:30〜19:30
- 定休日
- 月・木曜
- 交通
- 阪急武庫之荘駅から6分
- 席数
- テーブル7席
- メニュー
- イートイン/ジェラート1種500円〜、2種700円〜、ミルクジェラートのエスプレッソがけ660円、カフェラッテ480円。ザレッティ(トウモロコシ粉のクッキー)340円、クルミリ(髭形のクッキー)340円。
- 外国語メニュー
- イタリア語
- https://www.instagram.com/p.g.bianca/
- 備考
- 焼き菓子、ジェラートは地方発送も可。イートインは小さなお子さま以外は1オーダー制。
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