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兵庫・芦屋『和心(わごころ)料理 Takasaki』に、 旬の創味が詰まった限定の昼膳が登場

各国での公邸料理人の経歴を持つご主人が、芦屋に“心和む、遊び心ある日本料理”を提供する自店を構えてから13年。昨年より平日のランチを始め、また新たな生産者や生産地との繋がりで、料理がますます魅力的に!

元公邸料理人のモダンな和食処

店があるのは、芦屋の「さくら通り」に面したモダンなコンクリート打ちっ放しビルの2階。大きな窓のある開放的な明るい店内に入ると、カウンターの中から優しい笑顔のご主人・高﨑智浩さんが迎えてくれます。高崎さんは、大阪のホテルでの和食修業を経て、オランダ、ロシア、フランスの大使館で公邸料理人として延べ8年腕を振るった経験の持ち主。現在は、料理からサービスまでおひとりで切り盛りされています。

『和心(わごころ)料理 Takasaki』の外観
芦屋市川西町「さくら通り」に面したビル内にあり、春には大きな窓から満開の桜並木が眺められます。
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『和心(わごころ)料理 Takasaki』の店主・高﨑智浩さん
料理に臨む姿も、接客も、柔和でまさに“和心(こころなごむ)”を体現する高﨑さん。「話好きで、ついついお客さんと話し込んでしまうことも」あるそう。
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胸高まる「御膳盛りランチ」

高﨑さんの料理は、技巧を凝らした和食を基軸に、洋の要素を感じさせるソースなどを柔軟に取り入れ、ひと品一品が印象的な味わいです。
その細やかな味を少しずつ一度に楽しめるのが、平日3日間限定の「御膳盛りランチ」。豆皿料理が10種程度並んだ「一の膳」が供されると、宝石箱を想わせる見目麗しさに歓喜の声がこぼれます。明石で獲れた鰆炙りの造り、ウイスキーオークで燻製した蛍イカ、山椒オイルでソテーした春野菜、生クリーム入り椎茸あんの新ジャガ饅頭など、味もとりどりでまさに口福。「二の膳」では、旬魚や旬菜など季節の天ぷら、土鍋炊き込みご飯が登場します。

『和心(わごころ)料理 Takasaki』の御膳盛りランチ
御膳盛りランチ5500円より、豆皿料理が集う「一の膳」。この後、季節の天ぷら、土鍋の炊き込みご飯、赤出し、香の物の「二の膳」が供されます。水・木·金曜日限定。要予約。
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生命力溢れる「農園サラダ」

また、昨年、新たな生産者や生産地との出会いがあり、「野菜は滋賀県の『継ノ農園』や『水口ファーム』から、魚介は島根県の益田漁港に加えて明石から良いものが入るようになったので、野菜や魚料理に一層力を注いでいます」と、目を輝かせる高﨑さん。
夜のアラカルトで供される「農園サラダ」は、ルッコラ、赤小松菜、スイスチャードなど彩とりどりの野菜がてんこ盛り!ニンジンや玉ネギの香味豊かな自家製ドレッシングでいただくと、その生命力溢れる鮮やかな味に身体の中から元気が湧いてきます。

『和心(わごころ)料理 Takasaki』の農園サラダ
滋賀県愛知郡『継ノ農園』より直送の約8種類の野菜を使用した農園サラダ1210円。それぞれの野菜の香り・甘み・食感が際立つ彩味溢れる一品。
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『和心(わごころ)料理 Takasaki』の魚料理
スズキの塩胡椒焼き2420円。菊芋の唐揚げや筍煮、菜花のお浸しなどの季節野菜もたっぷり添えられています。
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魚料理は、「素材が良いので、それを生かすことだけを考えています」と、例えば明石で獲れたばかりのスズキは、塩・コショウをしてシンプルに焼き、醤油ベースのソースと合わせて。ほんのり柚子胡椒を利かせた軽やかなソースがふっくらと柔らかい身に絡み、スズキ特有の淡泊な旨味を引き立てます。丁寧に調理された季節野菜も一緒に盛り込み、食べ応えのある一皿に。

夜は、アラカルトとコースがあり、「すべて1人でやっているので、4名以上のお客さまにはコースをお選びいただいています」とのこと。昼は8名まで、夜は12名まで貸切りも可能なので、仲間との集まりや家族や親族での会食にもおすすめです。