• amakara.jp
  • おいしいお店
  • 新店のデビューが続く話題のエリア・京都駅南『SUNS(サンズ)』で、名物のローストビーフに舌鼓

新店のデビューが続く話題のエリア・京都駅南『SUNS(サンズ)』で、名物のローストビーフに舌鼓

外資系ホテルやインバウンド向けゲストハウスの開業などが相次ぎ、人通りが目に見えて増えている京都駅南側エリア。『SUNS』はそんな注目のエリアにオープンしたダイニング&バー。若き店長とスタッフが、手間をかけた料理でリーズナブルにもてなしてくれる。初回はグループでの訪問だったが、2回目になるこの夜は仕事帰りに一人で寄ってみた。

注目エリアにオープンしたダイニング&バー

京都駅南『SUNS(サンズ)』店内
10

5月にオープンしたばかりの『SUNS』は、西院にある創作料理店『かおりぐさ』の2号店。京都市内の人気店などで経験を積んだ荒東碧(あらとう・あおい)さんが店長を務めている。

東寺道に面した店舗は天井が高く開放的。荒東さんが腕を振るう様子が眺められるカウンター席のほか、大きなテーブル席も備えている。

「通りからも店内が見渡せるので入りやすいと良く言われます。ご家族連れはもちろん、最近は女性のひとり客も増えています」

まずはグラスの生ビールをオーダー。喉を鳴らしながら飲んでいると、お通しが到着。ツルムラサキに、九条ネギ、小松菜、タコ、異なる歯ごたえ次々に現れるテッパイ(鉄砲和え)を肴にしながらメニューに目を凝らす。さて、今夜は何を食べようか。

必ず食べたい看板メニュー

実は、頼むべき看板料理がある。それは和牛のローストビーフだ。

「サーロインやヒウチ、内モモなど、使う部位は時々で変わります。塊の状態で下味をつけて、数時間かけてじっくり低温調理しています」

分厚く切り出したローストビーフの中心部は薄い桃色。リンゴや玉ネギ、ニンニクなどを使い3日かけて仕込む甘めのソースをたっぷりかけ、フライドオニオンとハーブをトッピングする。

慌てて、グラスの赤ワインを追加。ひと口大に切り分けてやわらかな肉質を味わう。イタリア産のフルーティなワインとの相性も良し。それにしても、このローストビーフが790円はお値打ちだ。

「来店される全員に召し上がっていただきたい一品。そう位置づけているのでリーズナブルな価格で提供しています」

京都駅南『SUNS(サンズ)』内モモ
SUNSのローストビーフ790円。この日の部位は内モモで、切り方は部位によって変えている。イタリアを代表するブドウ品種、サンジョヴェーゼで仕込んだ赤ワイン450円。
京都駅南『SUNS(サンズ)』ローストビーフ
10

旬に合わせて顔ぶれが変わる一品料理

カプレーゼなどの冷菜から麻婆豆腐をはじめとする温かい料理、揚げ物、オーブン料理、〆まで、旬の食材に合わせて内容が変わるメニューは20数種。なかでも人気のポテサラは芋の種類だけでなく副材料も変えて表情を一新させる。

「今はトウモロコシの甘さと粒感が楽しめるジャガイモのサラダに目玉焼きを乗せています。もう少し季節が進んだら海老芋のポテサラにする予定です」

限界までだしを加えて焼き上げる「ぷるっぷるだし巻き」にはたっぷりの大根おろしが添えられる。箸で切り分けると湯気が立ち上る。熱々をほおばるとだしがジュワッとあふれ出した。

京都駅南『SUNS(サンズ)』だし巻きとポテサラ
京都駅南『SUNS(サンズ)』だし巻き
10

ひとりでもあれこれ頼めるのがうれしい

もうひとつの名物はステーキ。ローストビーフと同じ肉を焼いては休ませる。それを繰り返し、ミディアムレアに仕上げていく。ひと口大に切り分け、素揚げしたレンコン、サラダを添えて提供される。表面をしっかり焼くことで香ばしさが増した肉の相棒に選んだのは、自家製ジンジャーサワー。グラスの底には薄切りのショウガがどっさり。八角やシナモンを利かせたスパイシーな香りが楽しめる。

大きめにカットしたジャガイモを揚げて表面はカリッと、中はホクホク食感に仕上げたフライドポテトには、合挽肉で作るデミグラスソースを絡め、チーズをトッピング。肉味噌を思わせるソースがジャガイモの甘みを引き立て、ジンジャーサワーと相性も抜群だ。

「このソースは合挽肉を炒める時、可能な限り脂を取り除いて、肉肉しい食感に仕上げています」

価格、雰囲気ともカジュアルながら、手間は惜しまない姿勢が伝わり、徐々にファンを増やしている。どの料理もポーションはそれほど多くないので、一人でもあれこれ頼めるのもポイントだ。

〆は、チキンラーメン+αと書かれた謎メニューが気になりつつも、大葉としらすのガーリックチャーハンをオーダー。ふんわり卵入り、大葉の香りが良い仕事をしていて、気づけば皿が空になっていた。

この夜の会計は、お通し500円にグラス生ビール500円、ローストビーフ790円、グラスの赤ワイン450円、とうもろこしの目玉焼きポテトサラダ580円、ぷるっぷるだし巻き450円、ステーキ1400円、フライドポテトのデミグラスチーズ450円、自家製ジンジャーサワー580円、大葉としらすのガーリックチャーハン750円で、合計6540円。満腹をさすりながら駅に向かった。

京都駅南『SUNS(サンズ)』ステーキとフライドポテト
最も高額なメニューのステーキ1400円。自家製デミグラスをトッピングしたフライドポテトは数少ない定番メニューのひとつ。揚げたてポテトの熱でチーズがとろけてきたタイミングが食べごろ、450円。自家製ジンジャーサワー580円。
10

飲んで食べてもだいたい10,000円!

お一人around10,000円(15,000円まで)で、編集部がおすすめするお店を紹介中!他のお店の情報はこちらから。

詳しくはこちら

writer

小林 明子

kobayashiakiko

京都在住フリーライター。缶入りクッキー、ワッフル、薯蕷饅頭、そば餅…、これらの名店に徒歩で行ける京都市の烏丸御池近くに生まれる。自動的に甘いもの好きが出来上がりました。

recommend

読まれている記事

『あべのハルカス近鉄本店』お菓子売り場がリニューアル。百貨店初&関西初が続々!

兵庫・伊丹『KUROPURI』。フレンチのシェフが手がける「クロワッサン」と「プリン」の専門店

京都『和菓子&ワイン 養老軒』が届ける フルーツ大福とワインの楽しみ方

「りくろーおじさんのチーズケーキ」おいしい理由&並ばず買える方法も

安田淳一監督【前編】待ってました! 日本アカデミー賞「侍タイ」スピンオフドラマ放送。独占インタビュー

『資さんうどん』広報がこっそり教える!「実はコレも食べてほしい」隠れた名物

『粟玄』の和洋[大阪]老舗おこし屋のモダンな名品

絶対に失敗しない「くたくたブロッコリーのタラコスパゲッティ」『寺町コロンボ』のひと手間レシピ

【番外編】俳優・津田寛治さん絶賛の「おたべ」。進化系、変化球に驚き!

ギネスビールが生む深いコク。大阪・中津『IRISH CURRY』の名物ポークカレー