ネパール料理食べ放題!土曜のランチは中津のカトマンズへ

大阪・中津のネパール料理『ネパールティーハウス カトマンズ』が土曜限定でランチビュッフェを始めました。カレーにおかずにスープにデザートまで25種以上が食べ放題。日本ではなかなか出合えないネパールの味に、現地に行ったような気分に浸れます。

聞いたことがない、本場の料理がズラリ

シンキジョール、パニプリ、チャトタニ、マサラアンダ、マチャタレコ…。1文字も分からないメニューが並びます。赤や緑や黄色や茶色などカラフルな料理で埋め尽くされたテーブルの上。これがダルバートビュッフェの日の光景です。

ネパールティーハウス カトマンズのビュッフェ
ダルバートビュッフェは2508円。カレー、野菜のおかず、バスマティライス、ダル(豆スープ)、アチャールなど大体25種以上が食べ放題。
ネパールティーハウス カトマンズのビュッフェ
料理はなくなったらすぐに補充してくれるので、アツアツをいただけるのが嬉しい。
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「全部家庭料理ですよ。日本人、本当のネパール料理知らない。カレーだけじゃなく、スパイスいっぱい使った美味しい料理がたくさんあることを伝えたくて」。流暢な日本語で説明してくれるのは、オーナーのポカレル・キランさん。2012年から2019年まで甲子園でターメリックというネパールカレーの店を営んでおり、2月にこの中津に移転してきました。

ネパールティーハウス カトマンズの内観
「ここで料理を召し上がった方がネパールへ行かれてもギャップを感じないよう、ネパールそのままの味で提供しています」とキランさん。
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気の遠くなるような手間をかけて作ります

平日は定食の「ダルバード」やカレーライスなどのランチを提供していますが、7月からダルバードビュッフェをスタート。奥様のマンジュさんと、3人のネパール人コックが厨房で朝からフル稼働し、さまざまな料理を仕上げていきます。

ネパールティーハウス カトマンズのコック
左から、ショーバさん、ミラさん、テクさん。
ネパールティーハウス カトマンズの調理風景
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バスマティライスにはコレステロールを下げるとされるシナモンの葉の香りを移し、スープには大根を乳酸菌発酵させた日本の「すぐき」のような「スンキ」を使うなど、アーユルヴェーダに基づいた食材を多用。デトックス、免疫アップ、美肌効果、メンタルケアなど、全ての料理や調理法にそれぞれ意味があるのだそうです。

ネパールティーハウス カトマンズのビュッフェ料理
ミックスアチャール。キュウリや枝豆など季節の野菜の漬物を唐辛子、ニンニク、ショウガなどで和えた付け合わせ。
ネパールティーハウス カトマンズのビュッフェ料理
ハリヨバトマス。ネパール語で「ハリヨ」は緑色、「バトマス」は大豆の意味だそう。枝豆と紫タマネギをスパイスで味付けした爽やかな料理。
ネパールティーハウス カトマンズのビュッフェ料理
アンダ(卵)を固ゆでにし、ターメリック、チリパウダー、クミン、塩などを熱した油で炒めたマサラアンダ。これだけで良いおつまみになります。
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もちろん、健康に良いだけでなく、酸味や甘み、苦み、旨みをしっかり際立たせ、似たような味付けにならないように工夫も。「ネパールでは1日2回ダルバードを食べるので、濃すぎず優しい味にしています」とのこと。

ネパールティーハウス カトマンズの調理風景
ネパールティーハウス カトマンズのビュッフェのパニプリ
万博で知名度が上がった料理「パニプリ」。プリと呼ばれる丸いスナックに指で穴を開け、ポテトサラダのような具材を詰め、ミントの酸っぱいソース、タマリンドの甘いソース、ヨーグルトソースを好みで注ぐ、実に不思議な食べ物。一口でパクっといくと、想像を超える美味しさに絶句します。
ネパールティーハウス カトマンズのビュッフェのパニプリ
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カレー3種はマトン、チキン、ダル(豆)が定番。ネパール本国ではヤギ肉を用いますが、匂いが気にならないよう羊肉で作るのだそう。

ネパールティーハウス カトマンズのビュッフェのカレー
カレーの種類はその時々で変わり、具が鴨やポークになることも。肉は骨付きなので、食べる時に注意が必要。
ネパールティーハウス カトマンズのビュッフェのカレー
ネパールティーハウス カトマンズのビュッフェ
ネパールはナンではなくチャパティやプリです。先ほどのプリは丸いボールでしたが、このような巨大なプリもあります。
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驚くのが、ビュッフェ台でカレーを温める加熱器具が日本の「かんてき」ということ。若い方は知らないかも知れませんが、昔ながらの焼き肉屋で使う小型の七輪です。炭を一から熾して入れているので、カレーは猛烈な熱さ! 長い柄のひしゃくでよそう時に、ややテクニックが必要です。

ネパールティーハウス カトマンズのビュッフェのカレー
チキンカレーはガラムマサラやトマト、タマネギを使ってコク深く。マトンカレーはトマトとタマネギベース。ダルはカレーのように見えますが、ターメリックの黄色が鮮やかなスープです。
ネパールティーハウス カトマンズのビュッフェのバスマティライス
バスマティライスは香りが良く、ジャポニカ米のような粘りがないので、いろいろなおかずと一緒にパクパクいけます。
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店主の正体はエンジニアだった(!)

キランさんはネイティブかと思うほど日本語が達者。それもそのはず、36年前に出身地であるネパールのカトマンズ東部から来日し、一時帰国を除いてずっと日本にいるのだそうです。『ターメリック』ではわりと“ザ・インド”なカレー&ナンを出していましたが、ネパールのお茶を輸入し始めたことから、お茶の紹介もできる料理店を作りたいと中津に移転し『ネパールティーハウス』の看板を掲げたとか。

ネパールティーハウス カトマンズの外観
地下鉄中津駅からも阪急中津駅からも少し歩く、少し分かりづらい立地。だからこそ穴場です!
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確かに、ウェルカムドリンクとして供されるオリジナルのハーブティーは、日本で味わったことのないボタニカルな香りと清涼感。店内でも販売しています。

ネパールティーハウス カトマンズのイメージ
レジ横にはお茶のほかに、食器にも使える真鍮のシンギングボウルも販売しており、キランさんが特注して職人に作ってもらったオリジナルとのこと。棒で触れるとウヲヲオォォンと柔らかな音が鳴ります。かなりヒーリング効果があるので、これもつい買ってしまう人が多いそうな。
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スパイスもネパールから取り寄せたり、現地に仕入れに出向いたり。ヒマラヤ山椒の「ティムール」など山椒だけで何種も使い分け、ショウガも「アドゥワ」「スント」など日本にない品種を揃えています。かなりのエスニック好きでも見たことがない色・形のホールスパイスばかりで、テンション爆上がりです。瓶に20種ほど並ぶのは、ディスプレイではなくガチで使う調味料。これを、自分たちで擂り潰し、それぞれの料理に合わせて調合するというから、気の遠くなるような手間……!

ネパールティーハウス カトマンズのビュッフェの盛り付け
ダルバートビュッフェには食前のハーブティーと、食後のチャイが付きます。
ネパールティーハウス カトマンズのビュッフェの盛り付け
ダルバートは「よく混ぜて食べて」と言う店もありますが、キランさんは「味が全部違うから、それぞれの料理を味わってほしい」とのこと。
ネパールティーハウス カトマンズのビュッフェの盛り付け
ネパール料理は辛くないものも多く、塩気も控え目。
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キランさん、ネパール料理への愛を語りだすと止まりません。この業界で相当腕を磨いてきたのだろうと思いきや、「本業はエンジニアです」と言うからさっきまでの話は何だったのかとズッコケてしまいます。なんと、もともと来日したのは眼科で使う白内障手術の機械の技師として働くため。こんなに気合いの入ったネパール料理店を経営する傍ら、今でも技師が本業というから驚愕です。

ネパールティーハウス カトマンズのキランさん
ネパールティーハウス カトマンズのビュッフェ
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本当にこの辺りの国の人の仕事に対するエネルギーには感服します。やっぱりスパイスを摂取するから気力と体力が湧いてくるのでしょうか。

ネパールティーハウス カトマンズのスタッフ一同
ネパールティーハウス カトマンズの看板
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ネパールティーハウス カトマンズのキランさんの息子のアルナブ
キランさんの息子のアルナブ君。「スマイル!」と言うカメラマンに「笑う意味分からんし」と返していました。小学4年生とは思えないクールさですね!
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土曜のダルバートビュッフェは予約も可能。これから人気が出ることは間違いないので、早めに訪れておくべし!

ネパールティーハウス カトマンズ
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