関西モーニング手帖Vol.3/日曜限定!『青星珈琲』のとろふわフレンチトースト

人生で外食できる回数は、思うほど多くない。でも“朝ごはん”まで入れてみると、その楽しみはぐっと広がる。和洋中にエスニック、朝飲みからビュッフェまで、関西の「モーニング」をご紹介。第3回は、日曜だけオープンする『青星珈琲』のフレンチトーストモーニングです!

週に1度だけ扉を開く、秘密めいた古民家カフェ。

週に一度、日曜だけ食べられるモーニング。聞いただけでテンションが上がりますね。千林大宮の商店街からほど近い『青星珈琲』は、普段は一般の古民家の顔でひっそりしているのですが、日曜は開店前から並ぶ人も見られるほどの人気カフェに大変身。皆様のお目当ては、とろっふわのフレンチトースト!

青星珈琲の看板
青星珈琲の外観
開店前にウェイティングが見られることも。
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モーニング①朝からパワー満点!「COMBOフレンチト―スト」

「フレンチトースト=スイーツ」というイメージですが、こちらの「COMBOフレンチト―スト」は、目玉焼きやベーコン、ソーセージがトッピングされたごはん系のプレート。ブランチとしても楽しむ人が多いそうで、フレンチトースト2枚重ねなので結構なボリュームがあります。

青星珈琲のCOMBOフレンチトースト
COMBOフレンチトースト1380円(ドリンク付き1780円)。竹炭入りのブラックラテは+100円。
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青星珈琲のフレンチトースト焼くところ
コンベンションオーブンで一つ一つ丁寧に焼き上げます。
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そんじょそこらのフレンチトーストとは違います。外カリッ、中がしっとりふわふわもっちりで、ギリギリ固形を保っています!と主張してきそうなぐらい、水分多めの生地です。

これは相当長い時間アパレイユ(卵液)に浸しているのだろう……と聞くと、「アパレイユには生クリームをあり得ないくらいたっぷり使っていて、そこにシナモンなどのスパイスを独自のレシピで混ぜ合わせています。そのアパレイユに丸1日浸しています』とパティシエの太田さん。スチコン230°Cでじっくり焼き上げること10分。スキレットなのでカリッと焦げ目もついて、表面はカリッと、中はふわふわの、ほんのりシナモンが香るオリジナルフレンチトーストの完成です。

ドリンクはオーナーさんの担当。スペシャルティコーヒーにこだわり、「エチオピア ゲイシャ」「コロンビア」などのストレートコーヒーや、カフェラテ、クリーミーに泡立てた「エアロカーノ」までバリエーション豊か。

青星珈琲のカフェラテ
渾身の集中力で描くラテアートは「おお~」と拍手が上がるほどの力作です。
青星珈琲のモCOMBOフレンチトースト卵くずすところ
パンは半熟の黄身を絡めるとさらにとろとろに。飲めるフレンチトースト!
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モーニング②パンとサラダでシンプルな「モーニングプレート」

「COMBOフレンチト―スト」はオープンから閉店までオーダーOKですが、こちらの「モーニングプレート」はカンパーニュやサラダにドリンクが付いた朝だけ限定のセット。「フレンチトーストまでは入らないけど軽く食べたい」という人にうってつけです。

青星珈琲のモーニングプレート
モーニングプレート790円。ドリンクは黒ビールに見えますが、コーヒーをスチームした「エアロカーノ」。しかもHot。これもセットにできます!
青星珈琲のエアロカーノ
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モーニング以外の名物「苺のフレンチトースト」

朝からペロリといく人も多いという、「苺のフレンチトースト」。フルーツは季節替わりで、5月ぐらいまでのイチゴが終わると、シャインマスカットやイチジクなど旬に合わせて替わります。マスカルポーネチーズ入りのホイップクリームに、メープルシロップが添えられています。「甘そう!」と怯んでしまいますが、フレンチトースト自体に甘さがほとんどないので、甘ったるさも重さも皆無。パクパク完食してしまいます。

青星珈琲の苺のフレンチトースト
苺のフレンチトースト1300円。アツアツで卵が香るパンと、みずみずしいイチゴのコンビネーションが最高です。ほろ苦いメープルシロップをかけても。
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日曜しかオープンしない理由は……

そもそもこちら、なぜ日曜しかオープンしないのか? その理由は、「オーナーさんが平日は別の仕事をしているから」。建築関係のお仕事で、この店も自ら設計して改装したのこと。昭和10年築の長屋の1つが素敵にリノベーションされ、1階はシンプルなテーブル席、2階は靴を脱いで上がる座敷とカウンターという造りになっています。

青星珈琲の内観2階
座敷なので子連れもくつろげるのが有難い。奥のカウンターも広々。
青星珈琲の内観
青星珈琲の内観インテリア
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スイーツの新作が続々。5月5日にはイベントも!

ちなみに調理担当の太田さんはスイーツが得意で、これからもケーキやデザート系を増やす予定だそうです。特に堺市の『つぼ市製茶本舗』の抹茶を使ったドリンクやプリンの新作が続々登場します。

青星珈琲の抹茶プリン
新作の抹茶プリン600円は自家製のイチゴソースを自分でかけて甘さを調整。パンナコッタ、下の濃厚な抹茶プリンと三位一体で味わうと、甘・酸・苦のハーモニーが絶妙です。
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青星珈琲の抹茶黒蜜ラテ
こちらも新作の抹茶黒蜜ラテ700円。焦がしキャラメルのような黒蜜の風味がミルクに合います。
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お店がオープンしたのは2025年の3月とまだ1年余り。今後、もっと営業日を増やしたり、店内で様々なイベントを催したりと、楽しみが広がりそうです。5月5日(火・祝)には間借りカフェ『ibasyo』とのイベントを予定。この日だけの限定コラボスイーツなども登場するので、ぜひお出かけしてみてください。

青星珈琲の内観
築90年の元民家。壁や床は傷みがひどかったためほとんどリノベーションしましたが、梁や屋根裏は残しています。天井の丸い照明はイサム・ノグチさんのデザインだそうです!
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