大阪・肥後橋の路地裏にあるアジアなご飯屋『CHALO』で、「あれもこれも」な欲張りランチプレートを。
一人で営む、小さなご飯屋
京町堀のビルの隙間にひっそりと伸びる細い路地。「本当にこんなところに?」と半信半疑で歩みを進めると、ガラス戸越しに店主と目が合い、にっこりと会釈をしてくれた。
可愛らしいカフェのようなここは、かつて肥後橋にあった行列のできる人気カフェ『ソビノワ』と同じオーナーが営む店。
学生の頃、その『ソビノワ』でアルバイトをしていたのが店主の佐藤優衣さん。趣味のスパイスカレー作りをきっかけに、興味はハーブやアジア料理へと広がり、社会人になってからはイベント出店で自作のカレーを振る舞うようにもなった。
そんな佐藤さんにオーナーから声がかかり、昨年の1月、弱冠23歳で店を持つことに。「店づくりは任せてもらっていて、ほぼ個人店のようなものです。オーナーは温かく見守ってくれています」。
タイ、台湾、ベトナムなど、アジア各国を毎年訪れるといい、店には現地に行っておいしかったものを再現した料理が揃っている。
低温調理がたまらない!カオマンガイプレート
カオマンガイ風ごはん、魯肉飯(ルーローハン)、週替わりの3種類あるプレートメニューの中で、根強い人気を誇るのがカオマンガイ風ごはん。
約60℃で90分、下味をつけて低温調理し、一晩寝かせた国産の鶏むね肉は、見た目以上にしっとりと柔らかい。「本場は鶏だしで炊いたご飯を使うんですが、ジャスミンライスを使っているので」と、メニュー名に“風”が付いた。
ご飯が進む醤油ベースのネギだれ、ベトナム現地を感じる甘酸っぱいたれ「ヌクチャム」、甘辛さがやみつきになるスイートチリソース。卓上に置かれたこの自家製3種を自由にかけながら味わうことで、ここのカオマンガイは完成する。
あれもこれもを叶える、合いがけプレート
オープンから半年経った頃の閉店間際。ほとんどの料理が売り切れてしまい、「カオマンガイと魯肉飯、半分ずつならあるんですが…」と、誕生したのが合いがけプレート。
「初めて来店される方はカオマンガイかこちらを注文されることが多いです」と紹介されたのは、カオマンガイ、魯肉飯、週替わりの全てがのった欲張りの最上級、3種あいがけ。
魯肉飯は、細かく刻んだ豚バラと通常より粗めに挽いた豚ミンチの肉感に、八角とシナモンの香りがふわりと広がる濃厚な味わい。現地で黒コショウを利かせたものを食べたとき、これだ!と思ったそうで、甘いだけじゃない、引き締まった印象がある。日本に住む台湾人もリピートする味わいだ。
この日の週替わりは、ピリ辛さが後を引くタコライス風ガパオ。ほかにも、グリーンカレー、台湾の屋台グルメ・鶏肉飯(ジーローハン)、ベトナムのチキンライス・コムガーなど、季節に合わせてさまざまなメニューが登場する。
魯肉飯の具材のみ、カオマンガイの鶏むね肉のみ、など店で提供しているものならほとんどがテイクアウト可能。可愛らしい店内で心休まるランチタイムを過ごすのもいいし、仕事が忙しい日には店の味を持ち帰るのもまたいい。
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- 店名
- CHALO
- 住所
- 大阪府大阪市西区京町堀1丁目12-20
- 電話番号
- 11:30~14:30LO
- 定休日
- 土・日曜(祝日は営業)
- 交通
- 地下鉄肥後橋駅から徒歩6分、地下鉄本町駅から徒歩7分
- 席数
- カウンター7席、テーブル4席
- メニュー
- カオマンガイ風ごはん1200円、魯肉飯1200円、3種あいがけ1500円。ドリンクセット300円。
- https://www.instagram.com/chalo_cafe/
- 備考
- テイクアウトの注文はInstagramのDMから受付。

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amakara.jp編集部
amakara.jp
関西の食雑誌「あまから手帖」(1984年創刊)から生まれたwebメディア「amakara.jp」を運営。カジュアル系からハレの日仕様まで、素敵なお店ならジャンルを問わず。お腹がすくエンタメも大好物。次の食事が楽しみになるようなワクワクするネタを日々発信中。
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