『京都珈琲焙煎所 旅の音』で味わう香ばしい「山田錦セレクト」
山田錦の持ち味を焼き菓子に
『旅の音』で扱う『田田田堂』の焼き菓子には「山田錦ガレット」と「山田錦ボール」がある。同じ山田錦を使いながら、ガレットは薄く焼き上げたザクッとした食感、ボールはほろりとほどける口当たり。ひと口ごとの印象が異なるから、合わせるコーヒーによって選ぶ楽しさも生まれる。
ガレットは白米、玄米、カカオ、アールグレイの4種。なかでも白米や玄米は米の風味を感じやすく、香ばしさのあるコーヒーとも好相性だ。一方「山田錦ボール」は、和三盆のやさしい甘みをまとった小さな焼き菓子。ガレットとは違うほどけ方があり、コーヒーをゆっくり味わいたい時にも手に取りやすい一品だ。
一杯と一菓から生まれた縁
この菓子を同店で扱うきっかけになったのが、コーヒーと菓子のペアリング。以前は店内で手作りしたスイーツとコーヒーを合わせていたが、『田田田堂』の商品を取り入れてから、コーヒーとともに楽しめる選択肢を増やしている。
『田田田堂』では、山田錦をはじめとする米の魅力を生かしながら、乳・卵・小麦・白砂糖を使わないことを基本に菓子を作っている。この2店舗の出会いの背景にあるのは、食べられるものに制限がある人もない人も、同じものを囲んで「おいしい」を共有できたらという思いだ。
酒米の個性を一枚に込めて
「山田錦ガレット」の魅力は、まず軽快な歯ざわりにある。ザクッとかじると、米の香ばしさが広がり、後口はすっと軽い。白米なら米そのものの風味を、玄米なら香ばしさをより楽しめる。カカオやアールグレイを選べば、同じ生地でもまた違った表情になる。
そこへコーヒーを合わせると、菓子単体では気づかなかった味わいが見えてくる。『旅の音』では、コーヒーと菓子を一緒に楽しむことで、それぞれの風味が引き立つ組み合わせを提案している。
焼き菓子で楽しむペアリング
「山田錦ボール」は、ガレットよりも小さく、ひと口で楽しみやすいのも特徴。和三盆の甘みがほどけたあとにコーヒーを含めば、甘さの余韻とコーヒーの風味が重なる。薄く焼いたガレットとはまた違う、米粉の焼き菓子の楽しみ方がある。
「どちらが合うか」と決めつけるより、ガレットとボールを食べ比べてみるのもいい。同じ山田錦を使った菓子でも、形や食感が変われば、コーヒーとの距離感も変わる。ここはは、そんな小さな違いを楽しみながら、自分に合う一杯と一菓を見つけられる場所だ。
香ばしいガレットにはコーヒーの甘みを、和三盆の山田錦ボールには、そのほろりとした口当たりを受け止める一杯を。その日の気分で組み合わせを変えるのも面白い。
気軽にコーヒーの入り口へ
「難しいから遠ざけるのではなく、もっと飲みやすい飲み物だと伝えていきたい」。
店長の吉田三貴さんの言葉の通り、ここで提案されるコーヒーは、知識を競うためのものではない。忙しい日常の途中でひと息つき、菓子と合わせながら味の変化を楽しむ。その入り口として「山田錦セレクト」はちょうどいい存在だ。
もちろん、イートインでお米の菓子「焼き菓子5種類食べ比べセット」も味わえる。お好みのカフェオレやラテなどのアレンジコーヒーとのペアリングを試せるのも、この店ならではの楽しみの一つだ。
一杯と一品から広がる楽しみ
菓子との組み合わせから見えてくるのは「コーヒーとの付き合い方」。その日の気分に合わせて「しっかりしたもの」「甘めでやさしいもの」と選べるよう、スタッフが相談に応じる。コーヒーを難しいものとして構えるのではなく、日常のなかで溶け込む飲み物として楽しんでもらいたいという想いからだ。
「飲んでホッと一息入れる、もっと身近なものを提供したい」。コーヒーを中心に、菓子との組み合わせや家庭で楽しめる商品まで広げていく『旅の音』。菓子をひと口かじり、コーヒーをひと口飲む。その小さな組み合わせから、コーヒーの楽しみ方はまだまだ広がっていく。
data
- 店名
- 京都珈琲焙煎所 旅の音
- 住所
- 京都府京都市左京区田中東春菜町30-3 THE SITE A
- 営業時間
- 12:00~18:00
- 定休日
- 年末年始
- 交通
- 叡山電鉄元田中駅から徒歩5分
京都市バス元田中バス停留所から徒歩3分
- メニュー
- 山田錦ガレット・山田錦ボール各500円、ミルクコーヒーベース(デカフェ)250ml 1,400円 、焼き菓子5種類食べ比べセット単品630円※お好みのコーヒーとセットでイートインのみ
- 公式サイト
- https://suu.ooo
- https://www.facebook.com/tabinone/

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