熱々チーズがとろ〜り。50年愛される、神戸・元町『観音屋 元町本店』のデンマークチーズケーキ。
都会の喧騒を忘れさせる純喫茶から
神戸元町商店街の一角に、暖簾を掲げる『観音屋』。
創業は、激動の時代から現代的なライフスタイルへと移り変わる1975年(昭和50年)。「都会の真ん中でほっと一息つける癒やしの空間を」と、初代オーナーが京都の寺院から譲り受けた観音菩薩像を店内に祀り、純喫茶としてスタートを切った。
当時、ハイカラな港町・神戸でもまだ珍しかったのがナチュラルチーズだ。栄養価が高く、可能性を秘めた食材に着目したオーナーが、「もっとおいしい食べ方はないだろうか。コーヒーに合う新しい名物を作れないだろうか」と生み出したのが、熱々のチーズがとろ〜りとかけられた「デンマークチーズケーキ」だ。
オーダーメイドの直輸入チーズと生地の黄金比
最大の特徴は、チーズを生地に混ぜ込まず、焼き上げたスポンジの上にのせて温める独自のスタイルだ。
創業前の開発時に、当時手に入る世界中のナチュラルチーズを食べ比べた結果、そのおいしさに衝撃を受けたことから、これまで使われ続けているのはデンマークの提携工房から船便で約3カ月かけて届く特注のデンマーク産チーズ。
欧州で一般的に出回る熟成タイプではなく、あえてフレッシュ感が残る若い状態で仕入れることで、クセを抑えて食べやすいようにしたという、ほのかな塩気とピュアなコクが印象的だ。
さらに、ケーキの土台となるのは、甘さ控えめのカステラを思わせるスポンジ生地。温めたときに溶け出したチーズがほどよく染み込むようにきめ細かく、フチは香ばしくカリッ。甘味と塩味が調和した味わいは、創業から半世紀を超えた今も一切ブレることがなく、8〜9割のお客が今なお、この銘品を求めて足を運ぶ。
自宅で楽しむ、熱々の贅沢
こうして評判になったデンマークチーズケーキが、テイクアウト可能となり、方々で買うことができるようになったのは1990年代の初頭だという。
いまではすっかり神戸土産として定着し、空港や駅のショップでもお馴染み。「すべらない、神戸土産」のコピーと共に知られている。
テイクアウトしたケーキは、オーブントースターで3〜5分ほど温めるのが鉄則。表面がふつふつと波打ち、チーズがとろりと溶けたら食べ頃だ。
深煎りのビターな珈琲とはもちろん、赤ワインや白ワインとの相性も抜群で甘すぎないため、おやつとしてはもちろん、朝食やホームパーティーの前菜としても喜ばれることは間違いない。
駅や空港、オンラインショップはもちろん、実店舗でも販売。なかでも実店舗では、ギフトのほか、1個から購入可能だ。
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- 店名
- 観音屋 元町本店
- 住所
- 兵庫県神戸市中央区元町通3-9-23
- 電話番号
- 078-391-1710
- 営業時間
- 10:30~21:00
- 定休日
- 不定休
- 交通
- JR元町駅から徒歩3分
- 席数
- テーブル58席
- メニュー
- デンマークチーズケーキ408円、チーズフォンデュ1300円〜、炭火焙煎オリジナルブレンド珈琲495円〜、観音屋ブレンドティー760円など。
- 公式サイト
- http://kannonya.co.jp/

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