松岡 充さん(番外編)松岡流「絶対作ってみて」リスト

松岡 充さん(番外編)松岡流「絶対作ってみて」リスト

関西ファン !

2024.03.01

関西ラバーな著名人インタビュー連載「関西ファン!」。今回は「SOPHIA」の松岡充さんにお話を伺いました。ただ、インタビュー中には、前編後編では伝えきれなかった、松岡さんのオリジナルメニューの話がこぼれまくってしまい…。もったいないので番外編としてお届けします。「普段から冷蔵庫にあるものを、いかに美味しく食べるかに興味をそそられます」という松岡さんの研究熱心な様子が感じられる、楽しいレシピです。

目次

重曹大活躍のビーフシチュー 圧力鍋&生米でお粥 卵・チーズ・納豆+カレー

重曹大活躍のビーフシチュー

得意料理を聞くと、少し考えて「なんでも作りますが、大事なのは“作り方”なんです」と松岡さん。

「例えば、カレーとかシチューとか、ルゥを入れたら出来上がりじゃないですか。どこで差が出るかっていったらその前ですよね。ビーフシチューとかスネ肉使う人が多いけど、僕はタンを使います。タンを1日くらい水に溶かした重曹につけておいて、そこから圧力鍋を使ってビーフシチューにすると、めちゃくちゃ旨いんですよ。食感が違います」と、重曹(食用)の凄さを熱く語ってくれました。

鍋物に重曹を入れると、スーパーで売っている普通の安い豆腐も、食べたことないほど美味しくなるのだとか。「モヤシも重曹と煮込むと、とろっとろになるんです」と、モヤシまでランクアップ!?

松岡充さん番外編

圧力鍋&生米でお粥

早さと美味しさを兼ね備えた炊き方ということで、ご飯は“圧力鍋党”とのこと。 「お粥も圧力鍋で作るんです。お粥は、生米から作るのと、炊いたご飯から作るのは別物ですから!」と、お粥にも一家言。

「生米から炊いたことないかも…」と言うと、「そうなんですか?」と返事に軽く力が入った松岡さん。
「生米と、その4~5倍の水を入れたら、圧力鍋を火にかけます。“カチャ”って上がったら弱火にして3分40秒たったら火を切ってください。圧が下がったら食べ頃です」とご教示いただきました。
まさかの秒単位に驚愕。松岡さんが研究の果てに行き着いた感じがビシビシと。

卵・チーズ・納豆+カレー

「最近スゴイと思ったのは、卵・納豆・チーズの組み合わせです」。
納豆卵かけご飯は定番だし、なんとなく美味しそうとは思うけれど…。
「そこにチーズが必要なんです。僕はこれをカレーに合わせるんですけど。グラタン皿に余った冷や飯入れて、レトルトカレーをかけて、納豆と明太子。明太子は卵ですね。そのうえにとろけるチーズをかけて焼きます。想像つきそうでしょ? でもね、味も食感もびっくりしますよ。味わったことないはず。 “ぬちゃぬちゃ”なんです」

ぬちゃぬちゃ!? あんまり聞かないワードに、その場にいたスタッフ陣からも軽いどよめきが(笑)。

「ぬちゃぬちゃに、カレーです。パスタでもいいんですけど、これマジで旨いんで、なんか気持ち悪いなって思うかもしれませんが、ホンマにやってみてください」

松岡充さん番外編「発見することが好きなんです。普段から使ってる食材ですが、これとこれを合わせると、こんな食感になるんや~、みたいな。それは完全オリジナルじゃなくて、例えば郷土料理とかを活かしたオリジナル料理を出してる店とかあるじゃないですか。そういうところからヒントを得ることが多いです」。


松岡 充さん

大阪府出身。1994年に大阪でロックバンド「SOPHIA」を結成、95年にメジャーデビュー。200曲以上の全楽曲を作詞し、「街」「黒いブーツ 〜oh my friend〜」、阪神・淡路大震災の際に故郷への想いを込めた「Like forever」など数々の代表曲を持つ。また、テレビドラマや舞台でも主演を務め、俳優としても活躍。仮面ライダーのゲストライダーとして話題となって以降、同シリーズの主題歌を史上最多で担うアーティストでもある。「SOPHIA」としての活動は2013年に休止したが、22年に再開。23年秋に、グループ復活の旗として「あなたが毎日直面している 世界の憂鬱」をリリース。2024年3月10日(日)に「SOPHIA Premium Symphonic Night in 大阪城ホール」を開催。詳細

【公式サイト】https://www.7zoo7.com/
【SOPHIA公式サイト】https://sophia-eternal.jp/
【instagram】https://www.instagram.com/matsuokamitsuru0812/


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