『五條堂』「鴻池花火」自販機が駅や空港に続々!フルーツ大福を手土産に

東大阪市にある昭和50年創業の和菓子店『五條堂』。看板商品は大人気のフルーツパフェ大福「鴻池花火」です。数年前から店舗界隈の自販機でも買えるようになり、2024年初旬に大阪・JR北新地駅で発見して喜んだものでした。そして現在、伊丹空港、さらに新大阪駅にも自販機が。大阪・関西万博で盛り上がる大阪。陸海両方の大阪の玄関口に設置された大阪のスイーツを手土産にするのはいかがでしょうか。 (2025年4月更新)

和菓子店『五條堂』

東大阪市にある、昭和50年創業の『五條堂』は、初代の柴田 敏伸さんと、二代目の娘の彩さんが菓子職人を務める和菓子店です。彩さんは、幼い頃から和菓子に親しみ、洋菓子を学んだ経験もあることから、和菓子と洋菓子を融合させたオリジナリティ溢れるお菓子を次々と生み出しています。

フルーツパフェ大福「鴻池花火」

「鴻池花火」に出合ったのは、2018年のこと。フルーツ大福の企画で、数々食べ比べ、「これはもらったら絶対に嬉しい!」と思ったのが、彩さん考案の鴻池花火でした。

鴻池花火
鴻池花火。フランボワーズ、ブルーベリー、パイナップル、オレンジ、バナナがみっちり入ってるのがわかります。(撮影:福本 旭)
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手のひらにのせると、ズシッと重量感があります。 ふわふわの羽二重餅をパクり。とろりと生クリームが流れ出し、フランボワーズにブルーベリー、パイナップル、オレンジ、ねっとりバナナが現れます。フルーツの酸味や甘みが次々とやってくる味わいは、まさに次々と花開く花火が如し。フルーツパフェを包み込んだようなスペシャル感があります。

父が花火好きなこと、地元「鴻池」に花火大会があったら…という想いを込めて、「鴻池花火」と命名したのだとか。

柴田 敏伸さんと彩さん
初代・柴田 敏伸さんと、二代目の娘の彩さん。(撮影/福本 旭)
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鴻池花火が買えるところ

そんな鴻池花火は、東大阪市にある本店、大阪・京町堀にある姉妹店『ittan-五條堂-』のほか、新大阪駅[2F(不定期)、構内3F]、阪神百貨店梅田本店(毎週水曜)で購入できます。

さらに2022年には、本店、羽田空港、JR住道駅、JR鴻池新田駅に自販機が設置されました。そして現在は、大阪のよりアクセスのよい場所に続々設置されています。

北新地駅・新大阪駅・伊丹空港に自販機あり!

店舗より気軽に買えるのが自販機のいいところ。ですが、『五條堂』の自販機は、数年前までは地元の人以外にはやはり行きにくい感がありました。現在はアクセスの便利な、北新地駅、新大阪駅、さらには空の玄関口・伊丹空港にも設置されています。

冷凍状態で販売されていて、常温で1時間、または冷蔵庫で6時間ほど解凍してからが食べ頃だそう。賞味期限は冷凍状態で1週間、解凍後は1日です。

鴻池花火、自販機、北新地駅西口
【北新地駅西口】JR北新地西口改札を出たところ。この通路を直進すると左手にコインロッカーが見えてきます。コインロッカーの手前に、「鴻池花火」の自販機。
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鴻池花火、自販機、伊丹空港
【伊丹空港】ANA10番搭乗口近く。(画像提供:五條堂)
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鴻池花火、自販機、新大阪駅
【新大阪駅】25・26番線の11号車付近のホーム。
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鴻池花火、自販機拡大
2個入1200円と、4個入2400円を販売。保冷バッグと保冷剤も販売しています。 電子マネーも各種使えますよ。
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鴻池花火、自販機、2個入り
2個入はこんな感じ。箱も可愛いです。
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鴻池花火、自販機、季節限定
ときどき、季節限定商品も販売しています!
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「夜でも和菓子が食べたい」から自販機設置へ

コロナ渦以降の自販機ブーム、さらに大人気商品ということで、お客のリクエストに応えての自販機設置かと思いきや、経緯はちょっと意外なものでした。

それはある日の夜のこと。「どうしてもおいしい和菓子が食べたい、という衝動に駆られたんです。それで、お客様も突然『鴻池花火』が食べたくなることがあるんじゃないかと思って」と彩さん。もともと自販機に興味はあったこともあり、これをきっかけに設置へと動いたのだとか。

地元(JR住道駅、鴻池新田駅)の駅に設置したとき、予想以上にお客様に喜んでいただけたことから、北新地駅を機に設置場所が増えていきました。 何かと話題の多い2025年の大阪、来阪の際の手土産にぜひ。

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amakara.jp編集部

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