鶴橋で、ホットクを食べ歩いたら色んな違いがあった

鶴橋で、ホットクを食べ歩いたら色んな違いがあった

U-1000円以下の口福

2023.02.24

文:「あまから手帖」編集部・米川夏美 / 撮影:岡森大輔

韓国のおやつで人気のホットク。実はこれも、韓国式中華のひとつだったとは!鶴橋~生野コリアンタウンで色んなホットク食べてみた。

目次

ホットクとは 鶴橋~生野コリアンタウンで食べ歩き 店舗情報

ホットクとは

ホットクとは、韓国の昔ながらのおやつ。漢字では、「胡餅」と書く。ホットケーキのような、日本で言うおやきのようなもので、中に具が入っているものです。韓国では屋台などで気軽に食べられています。

中に入る具材は、黒糖ナッツが定番だが、あんこ、チーズなど、最近はレパートリーが増えているよう。

鶴橋~生野コリアンタウンで食べ歩き

鶴橋駅を降りて、駅直結に広がる商店街から生野コリアンタウンに向かう道中には、たくさんの韓国食材の店があり、その中にホットクを売る店もよく見かけます。

鶴橋商店街入口鶴橋駅を中心に広がる商店街。店主たちの韓国語が飛び交う。雨でも濡れずに買い物できるのがいい。

ホットクは、大きな鉄板で、油をかけながら、ギュッと押し付けて焼くのが特徴。

店によって、大きさや焼き加減も様々。生地厚めでモチモチ感重視の店もあれば、できるだけ薄くぺたんこに押してカリカリに焼きあげる店も。

自家製のチャプチェやキムチ、カレーチーズ入りのものを販売している店も見つけました。

5~6軒ほどを食べ比べて、私なりの美味しい店の見つけ方は、やっぱりできたてを販売してくれる店!注文してから生地から焼いてくれるホットクは、美味しさが格段に違うんですよね。やっぱりできたてにはかないません。「空腹は最高のスパイス」という言葉がありますが、「できたて」も最高の調味料です。

「ジョンノハットグ&ホットク大阪2号店」ホットクホットクの味は現在10種!定番のハチミツ350円。

コリアンタウンのすぐ入口、ひと際行列を成している店がこちら。

「ジョンノハットグ&ホットク大阪2号店」外観いつ通っても活気が溢れている。この日は平日だったが修学旅行生がたくさんいた。

注文したら、見るからに柔らか~い生地に具を入れるところから目の前で作ってくれます。ぜひここのホットクを食べてみてほしいです!!

■店名
「ジョンノハットグ&ホットク大阪2号店」
■詳細
【住所】大阪府大阪市生野区桃谷3-7-16
【電話番号】03-3232-2000(本社)
【公式サイト】https://hatogu.jp/

あまから手帖/2023年3月号

おそらく関西の雑誌史上、最もディープに攻めた中華料理特集。町中華やガチ中華を紹介するほか、コリアン中華を取り上げるページも。

Writer ライター

あまから手帖 編集部

あまから手帖 編集部

amakara techo

1984年の創刊以来、関西グルメの豊かさをお届けしてきた月刊誌「あまから手帖」編集部。 旨いものを求めて東奔西走、食べ歩いた店は数知れず。パン一つ、漬物一つ掲載するにも、関西の人気店を回って商品を買い集め、食べ比べる真面目なチーム・食いしん坊。

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