10種以上の旬魚がズラリ!福井市『魚慶』の贅沢海鮮丼
『ふくい鮮いちば』内に2025年オープン
『魚慶(うおけい)』があるのは、JR福井駅から車で15分ほどの距離にある『福井市中央卸売市場』の敷地内。2014年の市場開設40周年を記念して誕生した一般開放エリア『ふくい鮮いちば』の一角だ。水産物や青果、生花などの専門店に混じって立ち並ぶ飲食店への仲間入りを果たしたのは2025年5月。じわじわと人気をのばしている、話題の海鮮丼専門店だ。
魚ひと筋に25年の店主、第2のステージ
「魚のおいしさをもっと直接的に伝えたい。きっかけはごくシンプルです」と照れ笑う、店主の田村慶二郎さん。福井県越前市の出身で、元々は福井市内のスーパーで鮮魚を担当していたそう。幼い頃から魚を釣るのも食べるのも大好きで、気付けば“好き”を仕事にして25年以上。年々進む日本人の魚離れに切なさを感じる中、これからの人生を売り手とは異なるアプローチに賭けてみたいと決意して今に至る。
盛りだくさんの魚市場丼1900円が最推し
「無理なくやれることに専念したいので」と、メニューはバリエーションの異なる海鮮丼が6種前後のみ。初めてなら天然の鯛やカツオのほか、甘エビ、生本マグロなど10種以上の魚を味わえるゴージャスな魚市場丼が断然おすすめだ。
その名の通り、魚は毎朝4時30分から市場内で仕入れたものばかり。長年磨き上げた目利きを生かして飛び切りの天然ものを中心にその日の旬魚を選び抜き、「津本式」と呼ばれる独特の血抜きを施して魚のポテンシャルを底上げ。サバなら軽く酢で締め、鯛やアジ、本マグロなどは軽く塩をして旨み深くなるよう下ごしらえ。注文を受けてから一番おいしい厚みと角度に切り分ける。
地元の養殖魚・ふくいサーモンは天然のカツオに引けを取らないもっちり感。細切りされた赤イカは甘く、ブリは程よい脂乗りが堪らない。
赤酢を使ったやや塩気強めの酢飯は、魚の繊細な甘みを引き立てるため。300gの大盛ご飯がスタンダードなのは、ネタとのバランスを考え抜いた最適解。さりげない丁寧な仕事で、各々の旨みを輝かせている。
甘エビのだしが利いたアラ汁も抜群!
各丼にセットで付いてくるアラ汁も、特筆したくなるおいしさだ。濃厚な旨みの秘密は、大量の甘エビの頭でとっただし。その特製甘エビだしをベースに、魚のアラや切り落としなどを加えて煮込んだそれは、臭みは皆無でひたすら旨い。
「できる限りおいしく使い切らないと、魚に申し訳ないからね!」と、満面の笑みで語る田村さん。溢れんばかりの愛と滋味深い味わいに、胃も心も奥からほっこり温まる。
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- 店名
- 魚慶
- 施設名
- 福井県福井市大和田1-101 ふくい鮮いちば内
- 電話番号
- 0776-84-8505
- 営業時間
- 8:30~14:00LO ※ネタがなくなり次第終了
- 定休日
- 日曜、水曜不定休あり
- 交通
- えちぜん鉄道「越前新保駅」から徒歩20分、または車で5分
- 席数
- カウンター4席、テーブル8席
- メニュー
- ネギトロ丼1200円、生本マグロ丼2800円、福井生サーモン丼2500円。缶ビール400円、ハイボール300円。
- https://www.instagram.com/01010uokei/
- 備考
- ※現金のみ対応。

writer
川島 美保
kawashima miho
両親曰く、「生まれた時から食いしん坊」。3歳の頃から庖丁を握り、8歳から菓子作りにハマる料理好き。趣味と実益を兼ねて食メインの編集兼ライターになり、気付けば20余年。酒は弱いが、味は好き。甘いものはいくらでも。食べたいものを好きなだけ食べられる健康的な身体造りを目指し、週2回の筋トレに励んでいる。
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