巨匠、マーク・ヴェトリ氏のバジルパスタとリコッタチーズ
名店レシピ
「エースホテル京都」の、人気のイタリアンレストラン「ミスター・モーリスズ・イタリアン」。その監修を務める、マーク・ヴェトリシェフが「あまからOnline」読者に、とっておきのレシピを教えてくださいました!
バジルパスタと手作りリコッタチーズ
アメリカでトップシェフとして活躍する、マーク・ヴェトリシェフ。パスタの巨匠といわれるマーク氏が今回披露するのはバジルのパスタと、手作りリコッタチーズ。どちらも日本のスーパーで手に入る材料を用いて、簡単に作ることができるメニューだ。
「レシピはガイドライン。自分の感覚で料理することが大事」とマークシェフが言うように、このレシピで簡単に手作りできることと、調理の流れを確認したら、材料の配分などを自分好みにして、得意料理のレパートリーにぜひ。
材料も工程も少なくて簡単、とっても美味しい2品です。
Pasta with pesto sauce
(バジルソースパスタ)
【材料】1人分
生パスタ(スパゲッティなど)…130g
バジル…100gほど
ニンニク…1片
松の実…2つかみほど
EXVオリーブオイル…100cc
塩・コショウ…少々
バター…大さじ1
パルミジャーノチーズ…適量
【作り方】
- ①
- ミキサーにEXVオリーブオイル、ニンニク、松の実、塩・コショウを入れ、滑らかになるまで撹拌する。
- ②
- ①に軸を取ったバジルを入れ、ペースト状になるまで撹拌する。
- ③
- たっぷりのお湯に塩(分量外)を入れ、生パスタを茹でる。
- ④
- パスタが茹であがる3分ほど前に、100㎖ほどのお湯を沸かしておいたフライパンに③を移し、バターを加える。水分がなくなるまでかき混ぜ続け、乳化させる。
*お湯とバターを乳化させ、パスタとソースがなじみやすくする。バジルソースは火を加えると分離するため、そのままパスタと和える。 - ⑤
- ④を火からおろし、②のバジルソースを和え、パルミジャーノチーズを削りかける。
バジルソースは少しだけトロミがある状態。
Homemade Ricotta cheese
(手作りリコッタチーズ)
【材料】4人分
牛乳…2ℓ
生クリーム…500㎖
レモン…130㎖
塩…12g
【作り方】
- ①
- ①鍋に牛乳、生クリーム、レモンを入れて中火にかける。沸騰直前で弱火にし、塩を加える。
*酢を使うのもいいが、レモンを使うのがマーク流。 - ②
- 分離してきたら火を止め、10分ほど置く。
- ③
- ボウルにザルを重ね、ガーゼなどをのせて②を注ぎ入れる。
- ④
- 水気が切れ、滑らかな質感になるまで一晩おく。
チーズが分離してきた様子。
一晩かけて水気を切ると、驚くほど滑らかに。1週間ほど日持ちします。
■店名
『ミスター・モーリスズ・イタリアン』(エースホテル京都3階)
■詳細
https://www.mrmauricesitalian.com/
Writer ライター
あまから手帖 編集部
amakara techo