多国籍の味を取り入れた創作カレー。大阪・高槻市『グーグー藤カレー』

『グーグー藤カレー』は、インドやタイ、中国など、多国籍のおいしいところを取り入れたカレー料理店。オリジナリティ溢れるカレーは、ここでしか出合えない味です。

厳選したスパイスや調味料を使用

スリランカやパキスタンのスパイスや調理法を取り入れたり、中華の麻婆とスパイスを掛け合わせてみたり。時には、タイのグリーンカレーをジェノバ風にアレンジ。まさに多国籍のカレーを味わえるのが『グーグー藤カレー』。

店主の藤田健人さんは、もともと小学校の教員だったそう。「食に携わる仕事がしたい」との思いで、最初は知人のお店を間借りする形で、自作していたスパイスカレーを看板メニューとして同店をオープンしました。

『グーグー藤カレー』店内
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「体が喜ぶカレーを」と、使用する食材には、とことんこだわる藤田さん。スパイスは、インド・ケララ州のオーガニックスパイスを現地から取り寄せ。鮮度も質も良いスパイスは、香りや味がまったく違うのだそうです。また調味料には、ミネラルたっぷりの日本海の天日塩、胃もたれしにくいというサラッとした米油を使用。一方で、小麦粉やうま味調味料、白砂糖は不使用。カレー好きはもちろん、食事に気をつけている方にも好評です。

毎月あっと驚くカレーが登場!

お店の定番は、7~8種のスパイスを丁寧に油で炒め、ココナッツミルクを配合した「グーグーチキンカレー」。辛さ控えめの優しい味なので、辛いのが苦手な方でもおいしく食べられます。

『グーグー藤カレー』グーグーチキンカレー
定番「グーグーチキンカレー」1250円。「トッピングも一緒に、よく混ぜてから食べるとおいしいです」と、藤田さん。
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個性的な顔ぶれの月替わりメニューも人気。これまでには、「海老だしキーマ」「おろしリンゴと黒糖のごろっと豚バラカレー」「ジェノバ風グリーンカレー」など、オリジナリティのあるカレーを提供しています。

定番と月替わりの両方を食べたいなら、2種の「あいがけカレー」をどうぞ。2種類を混ぜて食べるのもおすすめで、インド産のバスマティライスが個性の異なる味をうまくまとめあげてくれます。

『グーグー藤カレー』あいがけカレー
「あいがけカレー」1450円。写真は、「グーグーチキンカレーとジェノバ風トマト」と「エビのグリーンカレー」。トッピングには、パクチー半熟スパイス卵、副菜増しをプラス。
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国籍フリーのオリジナルカレーをどんどん考案する藤田さん。次はどんなカレーが登場するのか、期待でワクワクが止まりません。

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amakara.jp編集部

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関西の食雑誌「あまから手帖」(1984年創刊)から生まれたwebメディア「amakara.jp」を運営。カジュアル系からハレの日仕様まで、素敵なお店ならジャンルを問わず。お腹がすくエンタメも大好物。次の食事が楽しみになるようなワクワクするネタを日々発信中。