
古き佳き割烹を貫く、京都・木屋町『割烹 やました』
気になった食材を、煮るも揚げるもお好みのままに。昔ながらの割烹スタイルを貫く京都・木屋町『割烹 やました』で夜を過ごすなら、断然アラカルトがおすすめです。
contents
京都・木屋町で40余年
「当時は、何もない静かな場所だったんですよ」と懐かしむ店主の山下茂さん。木屋町二条を少し下がった一角に『割烹やました』が店を構えたのは昭和58年。今から約40年前です。
今年で77歳になる山下さんの出身は、石川県の奥能登。縁あって家族と共に10代半ばで上洛し、食べるのも飲むのも、人と話すのも大好きなことから、自然と料理人の世界へ。寿司屋や割烹で腕を磨いてから独立を果たしました。
アラカルトは約100品
旬菜旬魚を中心に構成された分厚い品書きには、造り、焼き物、揚げ物、煮物などが100品近く並びます。それでも「品書きにないものも、やれることは対応いたしますよ。好きなものを好きな風に食べるのが、割烹の醍醐味ですからね」と微笑む山下さん。
昔ながらの割烹スタイルを貫くのは、カウンター越しのやり取りも楽しみのひとつからだと話します。
板場の華麗な連携にも刮目
次々と異なる注文が入っても素早く提供ができるのは、板場の連携が見事に取れているから。椀刺しを担当する板長・安達春徳(かずのり)さんを中心に、煮方・焼き方・揚げ方などを数人が分担して、山下さんの脇を固めています。
料理人たちが阿吽の呼吸で調理をこなしていく板場の風景も、こちらの名物です。
2階の個室は会食や宴席に
おすすめはライブ感溢れるカウンターですが、2階に個室も2部屋あります。間仕切りを外せば12名まで入れる広さです。
畳の上に緋毛氈(ひもうせん)を敷いた和室のテーブル席は、しっとりとした雰囲気。こちらは会食や宴席の折に、ぜひご利用ください。
data
- 店名
- 割烹 やました
- 住所
- 京都府京都市中京区木屋町通二条下ル上樵木町491-3
- 電話番号
- 075-256-4506または075-255-5445
- 営業時間
- 17:0~22:0LO
- 定休日
- 月曜
- 交通
- 地下鉄京都市役所前駅から徒歩5分
- 席数
- カウンター12席
- 個室
- 2室(4~16名)
- メニュー
- コース16500円~、海老芋磯辺揚げ2090円、アワビのバター焼き6050円。生ビール小990円、日本酒1合1100円~。
※価格は時季によって変動します
※サービス料10%別
- 外国語メニュー
- 英語
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