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大阪・高槻で再オープン。ブーランジェリー『丹青』が目指す“すごくて旨い”パン

2009年に大阪・高槻でオープンした『ROUTE271』。梅田に本店を移して8年を経た2023年春、『丹青(たんせい)』として高槻にパワーアップして帰ってきました。店主・船井高志さんの“すごくて旨い”パンを求めて、日々長い行列ができています。

前身は『ROUTE271』

大阪・高槻市駅から歩いて5分ほどにある『丹青』。開店30分以上前の行列は当たり前、お昼頃には完売することも珍しくない人気ブーランジェリーです。
店主・船井高志さんは、大阪・本町のフレンチ『カランドリエ』、京都『ル・プチメック』などで約10年修業した気鋭のブーランジェ。2009年に高槻で『ROUTE271』をオープン後、梅田に移転。その8年後の2023年春、店名も新たに『丹青』をオープンさせました。

『丹青』開店前の行列
情熱を感じさせる丹色と、パン作りに必須の理性を連想させる青を合わせて、"丹精を込める”が店名の由来。
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商品の半分は総菜パン

『丹青』内観
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「作り方や材料のすごいパンが必ずしも旨いとは限らない。でも僕は『すごい』と『旨い』を両立させたい」と、船井さんは午前2時から厨房に立ちます。
商品の半分を占めるのは総菜パン。チキンカツや照り焼きチキン、トマトとイベリコベーコンのチャバタサンドから、アジアンテイストに味付けした新作・丹青のバインミー(豚肉と小松菜)まで。レストランでの調理経験を生かして、ソースひとつとっても酸味度合いが異なる数種を手作りしています。

飲み物感覚のタマゴサンド

人気メニューのひとつがタマゴサンド。ふわふわのチャバタにサンドされているのは、改良を重ねたとろとろのタマゴサラダ。中はだし醤油漬けの卵黄が潜んでいて、濃厚な旨みがたまりません。

『丹青』タマゴサンドなど
チャバタやカンパーニュを使ったサンドイッチ。タマゴサンド410円は中央列の一番下。
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カンパーニュはナッツの種類や砕き方を工夫することでより香り高く。脇役に見られがちなメロンパンには、きび砂糖やクロワッサン生地を使って素朴な甘さやしっとり食感を生み出したり。具材にもパン自体にも隅々まで工夫が詰まっています。
丹精込められたパンの数々は、やっぱり並んでも食べたいです。

『丹青』カンパーニュなど
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amakara.jp編集部

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関西の食雑誌「あまから手帖」(1984年創刊)から生まれたwebメディア「amakara.jp」を運営。カジュアル系からハレの日仕様まで、素敵なお店ならジャンルを問わず。お腹がすくエンタメも大好物。次の食事が楽しみになるようなワクワクするネタを日々発信中。