おいしいお店2025.02.04

地元で70年以上愛されるカレー中華。京都・四条大宮『中華そば京一本店』

文：amakara.jp編集部　撮影：岡森大輔

阪急京都線大宮駅・嵐電四条大宮駅から徒歩1分にある、昔ながらの食堂『中華そば京一本店』。鶏ガラ豚骨とカレーのスープに秘伝の調味で仕上げる「カレー中華」が一番人気の大定番です。

大宮で愛されて70年以上

『中華そば京一本店』の創業は昭和23年。「場所が変わっていないのはうちと、コーヒーの『ハットリー』さん、くだもんの『ヤオイソ』さんくらいやね」とは、一代目の宮崎さん。昭和51年に一度建て替えたという店舗は、まるでタイムスリップしたようなノスタルジックな雰囲気です。

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名物・カレー中華は必食

親子丼やなべ焼きうどんなど、今も昔も、地元の人や近隣の学生に愛されているメニューは多くありますが、中でも一番人気は、カレー中華。数時間煮込んだ特製スープに、数種類のカレールウと隠し味を加えたオリジナルのカレースープは、優しい辛さとしっかりとした旨みが特徴。和牛の甘辛煮から染み出る甘みが、味にさらなる深みを加えます。

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中華麺は、スープによく絡む細麺を特注。ボリュームがありつつも伸びにくく、麺の風味がしっかり味わえる絶妙な麺幅です。

甘味も豊富で喫茶使いにも

実はこちら、創業時はぜんざい屋だったそうで、現在でもデザートメニューが充実。年中オーダー可能なぜんざいのほか、食後の締めパフェは5種類もあります。「カレーの後にクリームが合うんよ」と女将さんにすすめられて注文したパフェには、甘み鮮やかな自家製あんものっています。辛いもののあとに甘いもの。たまらない組み合わせです。