嬉しい14時オープン!京都『カンティーナ・アルコ』で南イタリアの味を

肉団子がごろごろ入ったパスタやイワシのマリネなど、南イタリアの素朴な郷土料理が満載。14時からの営業スタートで、遅がけランチにも昼飲みにもピッタリの、気さくなイタリアン食堂です。

昼飲みウエルカムな14時オープン

阪急烏丸駅と京都河原町駅、どちらからでも歩いて10分足らず。京都の中心街ど真ん中に位置するイタリア料理店『カンティーナ・アルコ』が店を開けるのは午後2時。途中17時から1時間だけの小休止を経て、夜は深夜12時すぎまで注文OK!

2014年の開業時から変わらないユニークな営業時間は、店主の清水美絵さんがイタリアで過ごしたという、時間にとらわれすぎない大らかな昼飲みの楽しさがベースにあるそうです。

「オープンが遅すぎる!」とお客様からお𠮟りを受けたのは最初のうちだけ。タイミングを逃したランチ難民の救世主的存在として徐々に評判が知れ渡り、今では絶好の昼飲みイタリアンとしても、たくさんのファンが付いています。

『カンティーナ・アルコ』外観
レンガ造りの外壁に深緑色の扉を合わせた、ヨーロピアンムードが漂う可愛らしい外観。
10
『カンティーナ・アルコ』店主の清水美絵さん
旅行で訪れたナポリでシンプルなおいしさに感動し、南イタリアでの修業を決意したという清水さん。
10

南イタリアの郷土料理がズラリ

「食事にも飲みにも使えるように」という清水さんの考えから、昼間から夜と共通のアラカルトを注文できるスタイル。南イタリア・ナポリのリゾート地・ソレントで本場の味を学んだ清水さんが腕を振るって作るのは、気取らない郷土料理です。前菜からパスタ、メイン、デザートまで常時30種類ほどが揃います。

ワインのお供にも最適な本日の前菜お薦め4皿は、熱いものと冷たいものを小皿に盛り分けた状態で登場。ギュッとレモンを搾りかけていただくホタルイカのフリットや、クミンが利いたイワシのマリネ、タコとジャガイモのサラダなどをいただけます。

『カンティーナ・アルコ』の本日の前菜お薦め4皿
本日の前菜お薦め4皿1300円。イタリア陶器の絵柄がキュートです。
10

遅がけパスタランチも魅力

常連さんの熱い要望に応えて始まったパスタランチも好評です。14時から17時限定で、お値段そのままでコーヒーがサービスで付きます。

「ソースによって絡みが違うから」と、ロングだけでも3種類を使い分けるパスタは、カルボナーラやボンゴレビアンコなど親しみ深いものを中心に10数種類。

なかでも人気は、イタリア風の肉団子・ポルペッテがゴロゴロ入ったポルペッテ・ナポレターナ。食べ応えあるムチムチの肉団子は、赤ワインが進む味わいです。

『カンティーナ・アルコ』のポルペッテ・ナポレターナ
パスタランチは1500円~。大盛りはプラス250円。 写真のポルペッテ・ナポレターナは1800円。
10

「昼飲みの一品としても楽しんでもらえるように」という清水さんの心づかいから、パスタランチにプラス800円で小さな前菜付きのグラスワインやビールを追加可能。

さらに前菜やデザートの追加、パスタのボリュームアップもウエルカムな設定。ミニコース仕立てにして、ゆるゆると昼の酔いを楽しむのもおすすめです。

『カンティーナ・アルコ』のババ
リモンチェッロのババ650円。南イタリア特産のレモンリキュールを生地にたっぷりしみ込ませた、酔えるデザートです。
10

writer

amakara.jp編集部

amakara.jp

関西の食雑誌「あまから手帖」(1984年創刊)から生まれたwebメディア「amakara.jp」を運営。カジュアル系からハレの日仕様まで、素敵なお店ならジャンルを問わず。お腹がすくエンタメも大好物。次の食事が楽しみになるようなワクワクするネタを日々発信中。